> 知恵のない人々(1243) < > 2024-R.6-5.14-NO.3259 <
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* 悪人たちの国家(942) *
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米国は日本を滅ぼし、その代償は何なのだろうか。日本に核爆弾を二発投下し、日本は無条件降伏という
敗北に至った。日本は戦争に負け全てを失ったのかと言えばそうではなく、最高戦争責任者である天皇は
生き延び敗戦後80年経っても天皇は健在であり、主権者である天皇はどのような責任を取ったのか不明の
ままだ。
米国に取って軍事力は米国に何を齎す為の国力なのか。それすら世界の国々は不明なのか、それとも明快
ではあっても明言できない何か闇に包まれた異様な事実が存在するのか不思議でならない。
日本は侵略国家であり、軍国主義で天皇を中心にした独裁国家で在った。そんな国が戦争に敗北し、米国から
民主主義の憲法を与えられ、独裁国家での悪例を排除し、憲法が示す国民が主権者の民主主義国家を守り、
憲法において「戦争の放棄」「軍事力の保有を認めない」と憲法に明記され日本は独裁国家から平和国家へと
変わった。
米国は日本に平和憲法を与え、戦争も兵器もない平和国家を作ろうとしたのだが、米国の戦争を利用した
本当の目的は平和国家ではなく、日本を占領した米国は平和国家日本に軍隊を駐留させ、憲法では戦争を
放棄、軍事力は認めないとしながら、米国は日本に軍隊を駐留させ、軍事活動を永遠と続けて来た。米国の
軍事力は拡大し、朝鮮半島では朝鮮戦争を引き起こした。そして、日本はいつの間にか平和国家から軍事国家
へと変革し、憲法違反を平然と行い、多くの国民も何の疑問もなく、軍事力の強化を認め、戦争を正当化する
軍国主義者に成り下がってしまった。日本国民のほとんどは軍国主義化した獣に成ってしまったようだ。
獣に成った日本人が恐れなければならないのは、日本がかつて侵略した国々には軍隊が存在し、多くの
獣たちが日本が獣国家になるのを待ち望んでいる獣たちもいるのではないか。軍隊を利用する政治家たちは
他国民を殺害してでも他国の財宝を欲しがる獣であり、信用、信頼、全て嘘であり、言葉は欺瞞に満ちている。