> 知恵のない人々(1321) < > 2024-R.6-9.6-NO.3337 <
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* 悪人たちの国家(1020) *
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民主国家に於ける権力者の在り方が今試されている。民間企業ならばどこにでもいるような権力者なのんも
しれないが県知事が権力を乱用し、日本の民主主義を揺るがしている。多くの国民は権力者に甘く、ゴマをする
国民も少なくない。権力者をおだてて補助金を期待する。既に県から補助金を貰っている責任者は権力者に
感謝の姿勢を示す、物品を差し出す責任者もいるだろう。今話題に成っている知事は知事の地域の視察に
行くと贈与品が貰えるようで、この贈与品を知事が独り占めしていると言う。正に権力者の特権なのかそれとも
視察の随行者と山分けすればいいのか。それにしても補助金それは県民の税金であるはずなのに権力者に
特別な贈与品を送ることが正しいことなのか。知事が視察に行ったらお土産を持たせなければ補助金が減って
しまうと考えているとすれば、民主主義としてはあまりにも問題があるのではないか。
知事にしても公務員にしても県民からお土産を貰うのは法的に犯罪であり、金品を貰った時点で犯罪行為が
成立するのではないか。国会議員の裏金、企業献金、補助金目当ての知事や公務員の接待は民主主義に
おいては犯罪であり、今回の知事問題は既に知事は犯罪者であり、速やかに辞職すべきだが、国会議員の
裏金問題が日本中の権力者を独裁者にしてしまつたのではないだろうか。
知事の素行は知事としてあってはならない行動ではないか。ある施設の入り口に20mの車の乗り入れを
禁止する区間があり、通行止めの標識が設置され車はその標識の前で止まり、知事に歩いてくださいと
運転手は頼んだようだ。僅か20mを歩くことを知事は拒み標識を取り除き、車を入り口まで行かせたようだ。
ただ、それには権力者即ち独裁者的な行動が伴った。運転手は20mはいけないと知事に告げた、知事は
車の後ろの席から運転手の背中に足で蹴った。「知事である」と言いながら、正に運転手を犯罪者のごとく
蹴り上げ、知事の権力者として威厳を示し、知事の車は走ってはいけない道路を20m走り、その施設の入り口
まで知事は歩かずについたのだ。多分、その施設は県の所有物で文化財の保護の為に20mは車を通さない
と決められた道路で通行止めの標識を立てた。結局、知事の直接の指示ではないかもしれないが知事として
県の責任者として守らなければならない20mだったのではないか。
知事の人間性は民主主義では破綻している。正にロシアの独裁者プーチンに匹敵する民主主義の狂人なの
かもしれない。
権力者の在り方で見るとこの権力者が辞めれば済む問題ではない。国民と権力者の間に補助金による
犯罪行為が日本中に蔓延しているとすれば、憲法を守らず軍隊を拡大する権力者である現首相は戦争犯罪者
と言っても過言ではない。結局、天皇の存在が権力者の人格を狂わし、自分も天皇に成った気持ちになるのでは
ないだろうか。天皇への献上品は未だに続いているとすれば知事への手土産は当然と言う事なのか。