> 知恵のない人々(1523) < > 2025-R.7-6.16-NO.3539 <
*******************************************
* 悪人たちの国家(1222) *
*******************************************
なぜ戦争をするのか、その理由が分からない。平和な日本に居て未だに戦争している国や国民が居ることに
疑問を感じる。ロシアには独裁者がいるようだが、なぜ独裁者がいるのか理解できない。多数の戦死者が出て
いるようだが、なぜ戦争に行って兵士は死ぬのか理由が分からない。ロシアはウクライナを侵略しウクライナの
土地を欲しいようだが未だに侵略国家が存在することに絶望感を持つ。他国の土地を奪うことによる罪をなぜ
起こすのか。そのような独裁者を国民はなぜ許しているのか、全く分からない。日本も80年前までは侵略国家
であり、その行為は平和になった現在では想像も付かない。
日本は戦争に負けることで平和を手に入れることが出来た。二発の原子爆弾が米国によって日本に落とされ
日本はその破壊力の大きさによって戦争を続行することを断念し、無条件降伏に至り、天皇を頂点とする
侵略国家から軍隊のない国民を主権者とする民主的な平和国家へと変革し、軍隊を持たない他国を侵略
しない国家に変わった。日本は独裁主義から民主主義へと変わる努力はほとんどなく、全ての国民は民主主義
を理解していなかった。戦争に負けた時点では天皇は神であり、天皇に反抗する意味さえなかった国であり
国民は軍隊一色であり、国民が主権者になるなんて、全く理解できない世の中で在り、国民の思考力は天皇を
頂点にする独裁政治以外国民は理解していなかった。日本国民は誰一人民主主義による国民主権を理解
していなかった。
なぜ、日本人は民主主義を受け入れたのか。なぜ、神である天皇を人として認めたのか。その理由は
天皇の「人間宣言」天皇自ら神から人間になることを宣言した。更に戦争に勝った米国から平和憲法が
与えられた。その憲法の内容は現在の米国では考えられない平和への強い意志が込められた素晴らしい
憲法に成っていた。ただ一点を除けばだが、その一転は第一章の天皇だ民主主義から逸脱した天皇を
神と信じた保守政治家の強い意志が天皇と言う神をを消し去ることが出来なかったのではないか。今後、
憲法改正をする時期が来れば、第一章の天皇は削除されるのではないだろうか。削除されない限り日本は
戦争の敗北と米国の呪縛から抜け出ることは出来ない。天皇が存在する限り米国からの無理な要求を
飲まざるを得ない。天皇は敗戦の証であり象徴に成っているのではないか。