> 知恵のない人々(1241) < > 2024-R.6-5.9-NO.3257 <
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* 悪人たちの国家(940) *
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日本でなぜ軍事力が必要なのか。戦後80年が経ち、80年間日本はどこの国とも戦争はしていない。戦前は
軍国主義の侵略国家であり、朝鮮、中国、その他の国々に軍事侵略し、軍事力が必要だった。戦前に軍事力が
必要だった理由は日本は侵略国家だったと言う事だ。日本は戦争に負け無条件降伏となり、日本は軍国主義から
民主主義の国家に成り、天皇が主権者であった戦前から戦後は国民が主権者である民主主義の国家に代わり
国家の様相は大きく変わり、憲法も新しくなり民主主義の在り方を法的に示した。新しい憲法は民主主義国家で
ある日本はどうあるべきかを示した。戦後の憲法は戦前の憲法とは全く異なった憲法であり、多くの国民は新しい
憲法に戸惑いはしたが、新しい憲法に書かれている内容は多くの国民を共感へと導き、日本国民を納得させた
素晴らしい憲法であることが分かった。
新しい憲法には国民が驚く条文があった、それは次の条文だ。
憲法 第二章 戦争の放棄
〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第九条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動
たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。
憲法は俗にいう平和憲法であり、侵略国家であった日本に軍隊を保有させない憲法を戦勝国である米国から
日本に与えられた憲法であり、日本に取っては受け入れがたい憲法であり、日本の歴史の上で初めてのことだ。
自国を守る手段として軍隊は必要不可欠な手段であり、軍隊がなければ国の存在価値が無くなり、国家として
成り立たない。そんな日本国民の不安を取り除いたのが米軍駐留ではなかったか。戦争に負けた米軍が日本に
駐留し、日本の軍隊の役割を果たす。