> 知恵のない人々(1494) < > 2025-R.7-4.30-NO.3510 <
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* 悪人たちの国家(1193) *
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民主主義の終点が現在の米国ならばと考えたとき、たった一人の大統領によって民主主義は崩壊してしまう
のかと考えさせられてしまう。米国の大統領は国の衰退を嘆き、他国の力を借りて米国を再生させようと関税に
頼ったが関税は民主主義を崩壊させる国策であり、民主主義の自由と平等と公平からは導き出せない国策で
あり、国家間の関係を遮断する政策であり、米国は孤立へと向かうだけで在り、大統領が願う米国の繁栄は
出来ない。これまでの米国の繁栄は他国との共存であり、開かれた米国、関税無き輸出入によって米国は
世界の中心を維持して来た。その政策が頓挫したことで現大統領は他国が米国の富を奪ったと主張しているが
米国の衰退が他国の責任にするのは余りにも身勝手な主張であり、米国は他国を利用し過ぎた結果、他国に
進出した米国の企業が墓穴を掘った結果が米国の衰退へと進んだのではないか。
米国はたった一人の大統領によって、民主主義も失い、経済も衰退し、米国は高い関税によって国は鎖国の
ようになり、世界から消滅するのだろうか。ロシアの大統領、米国の大統領、この二大大統領がお互いの国を
消滅へと導けば、人間と言う生物は未だに獣の領域から抜け出していないことを証明することになる。