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* 悪人たちの国家(925) *
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平和国家に存在する軍隊に統制力は有るのか、更に誰が統制するのか。日本の憲法には軍隊は
存在しない。
憲法 第二章 戦争の放棄
〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第九条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動
たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。
現首相は防衛費と称して年間10兆円を軍事費に使うと言う。10兆円と言えば莫大な税金だ。スカイツリーは
日本で一番高い建物だそれはミサイルのように立っている建設費は周辺の施設を含めて650億円だ。それでは
防衛費の10兆円で何か所スカイツリーが作れるか計算すると154か所建てることが出来る。全国の県に
三か所程度建てることが出来る。10兆円とは驚くべき金額ではないか。
現首相は「敵基地攻撃能力」と言う軍隊を平和国家である日本に作り、敵国が日本を攻撃して来たら
攻撃して来た敵国のミサイル基地を攻撃する軍隊を保有すると言う。憲法は軍隊の保有を認めていない。
更に憲法には次の条文があり、国会議員は憲法を守らなければならない。
第十章 最高法規
〔憲法の最高性と条約及び国際法規の遵守〕
第九十八条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、
詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを
必要とする。
〔憲法尊重擁護の義務〕
第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
現首相は憲法を守らず、平和国家には存在しない軍隊を誰が統制し誰がどのような規則に従って
制御しようと言うのか。民主国家である日本は主権者は国民であり、政治家は国民の代表ではあるが
奉仕者の立場、憲法に存在しない軍隊を主権者である国民は統制することも制御することも出来ない。
現在の日本の状況は現首相の独裁政治であり、現首相を独裁者とする独裁国家ではないか。