> 知恵のない人々(1239) < > 2024-R.6-5.6-NO.3255 <
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* 悪人たちの国家(937) *
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日本は軍事力を強化することでどのような国益を得ることが出来るのだろうか。現首相は平和の為、国民の
命を守る為、取り留めのないことを理由に「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を決断し、莫大な税金を投入する
ことに成ったが、そのような軍事力を持つことで平和や国民の命が守られるとは国民は誰も思ってはいない。
多くの国民はただ無関心であり、軍事力が国民の不利益になるとは思っていないのではないか。勿論、不利益に
なるとは思っていても、具体的に説明が出来ない為に不利益に成らない振りをしていると思える。
「敵基地攻撃能力」が必要かを考えてみる。そもそも日本に敵国が存在するのかと言う事だ。現首相は中国、
北朝鮮、ロシアを考えているのだろうが、この三国は日本の敵国としてはならない、三国は核保有国であり、
核兵器は世界唯一の抑止力兵器であり、三国と戦争することで国益が得られるとは思えない。この三国と戦争は
出来ないのに「敵基地攻撃能力」と言う軍事力になぜ莫大な税金を使うのか。疑問だけが残り、政治家たちが
何をして来たか国民は振り返らなければならない。最近では「裏金」問題であり、企業献金、団体献金、政治家
たちは国から莫大な給与を貰い、政治家としての生活には十分な給与を貰っている。
軍事力はそもそも憲法違反であり、現首相は犯罪者ではないか。それなのに首相であり、日本の最高権力者
と言うことに成っている。それはなぜかと言えば選挙で政治家として国民が投票したからであり、全ては主権者で
ある国民の責任と言うことに成る。
なぜ現首相は戦争を恐れるのか。なぜ日本が戦争をすると考えるのか。妄想であり、夢であり、偽りでも
ある。全く、国民には想像も付かない妄想の中で現首相は「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を国民に納得
させた。
中国は敵なのか。敵ではない。現首相に取って中国は経済的に友好国家であり敵国と認定することは不可能
ではないか。日本が侵略国家に成らない限り中国と戦争することはない。
北朝鮮は敵国なのか。問題は「拉致問題」であり、日本は拉致問題に以上に拘り、問題解決への姿勢が
殆どない。日本は北朝鮮に一方的な理由を押し付け、「拉致被害者」の返還なくして北朝鮮を認めないと
言う一方的な理由で北朝鮮を敵国とみているが、その姿勢はあまりにも子供じみているのではないか。
「拉致問題」を国家間の大問題と考えすぎであり、「拉致問題」は国家間の事件であり、国交断絶の理由にする
問題では無い。日本は北朝鮮に対して「拉致被害者」の返還を要請し、事件として国家間の問題として扱い、
その他の国家間の交流は「拉致問題」を考慮しない国家の交流を進めるべきだ。ただ、北朝鮮は独裁国家で
あり、日本が望んでも北朝鮮の方が拒否する可能性もあり、日本から強引に交流する必要もないが、いい加減に
「拉致問題」は国交拒否の理由にすべきではない。