> 知恵のない人々(1236) < > 2024-R.6-5.3-NO.3252 <
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* 悪人たちの国家(934) *
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憲法記念日の日に思うことは憲法への感謝のように感じる。戦争に敗北し侵略国家から民主国家へ、
そして、平和憲法の交付、戦争を放棄し、基本的人権を明記、自由と平等と公平を国民は憲法で保障
される。戦前の軍国主義を主体にする天皇を主権者にする独裁国家、軍事力による他国への侵略戦争は
国民に取って不自由で不平等で不公平な国家であったのは明らか。軍閥、財閥、地主制度、皇族による
身分制度が存在する独裁国家で在ったのは明らか。
平和憲法が示す戦争の放棄は戦前の戦争が如何に悲惨で惨たらしい戦いであり、日本は侵略国家であり
敵国に攻撃する言い換えれば悪い国家として日本国民は支配者階級、軍閥、財閥、地主、皇族などは戦争に
よって財力を得たが、その他の多くの国民は徴兵制度により、戦争に行き戦死する国民が多く、家族を失い
友人を失い、国家の命令で戦争を反対することも出来ず、不自由と不平等と不公平な世の中の中で国民は
苦境に陥り、戦争に負けた日本に多くの人たちは未練が無くなったのではないか。敗戦による民主主義と
平和憲法は独裁国家が崩壊したことで、国民に取っては想像もできない自由と平等と公平を手に入れる
ことが出来た。平和憲法に感謝する理由は戦前の日本の政治を学べば学ぶほど感謝の気持ちが深まる
と言う訳だ。
憲法記念日で憲法改正、憲法第九条戦争の放棄、軍隊の保有を認めず、憲法改正を希望する国民は
多分、戦前の軍閥、財閥、地主、皇族の子孫であり、贅沢と利権、身分制度の復活、政治家や企業の世襲、
全てにおいて軍隊を保有したい国民は贅沢と利権により、未来永劫に渡り、裕福に暮らすことが出来る
軍国主義の国家を願っている。
現首相の軍事力の強化は戦前の軍国主義の復活を願っているのであって、どこかの国と戦争する為では
なく、ただ、国家暴力である軍事力を保有することで、国民を暴力で支配できると思っているだけではないか。
軍事力を保有するだけで、国民の自由も平等も公平も支配できる。国家の命令に従わない国民は軍隊に
叩き込み、国家を支配する政治家が税金の配分を決定し、その配分を批判する国民は非国民として拘束する。
軍事関係に関するスパイ、密告、軍事秘密と疑い不当な投獄、日本の政治家が軍事力を保有すると
戦前の憲法、政治を参考にして、国民を支配し、国民から主権を天皇に移し、国の主権者を天皇にして、
実際の国の支配者は政治家が握る。正に征夷大将軍のごとき、権力者による国家支配を目指すのでは
ないか。ロシアの独裁者を日本の政治家たちは「プーチンさん」と言って親しみを込めて呼んでいたことを
思い出す。独裁者「プーチンさん」は日本の政治家に取っては決して独裁者では無かったのではないか。
国家を支配する軍国主義者のよき友であった可能性は否定できない。
憲法改正は「裏金」の政治家たちが願っている改正であり軍国主義復活は決して許されない。軍事力を
扱う政治家は極悪人に他ならない。日本の歴史に名を遺す軍国主義者は全て極悪人ではないか。