> 知恵のない人々(1231) < > 2024-R.6-4.24-NO.3247 <
*******************************************
* 悪人たちの国家(929) *
*******************************************
国民の質問に答えない政治家を選び続ける三割の国民は何に満足して投票するのかと考えてしまう。
テレビを見て嬉しそうにインタビューに答えたり、楽しそうに旅行に行ったりする人たちは現政権に投票して
いる人たちなのかと思ってしまう。何故ならテレビに映る人たちで裕福な人たちは現政権に投票し、収入も
高く現政権に何一つ不満もない三割の国民たちではないかと思うと不公平な政治が行われているのでは
ないかと怒りを覚える。
民主主義において、選挙で選ばれた政治家に不満を持つことはどうかと思うが、主権者である国民の
質問に答えない政権の政治家の姿勢は大きな問題であり、民主主義とは別な問題ではないか。多数決で
決まる政治ではあるが日本のような法治国家においては多数決ではなく法律が第一であり、政治家と
言えども法律は守らなければならない。
現政権を見ると明らかに国民に対して不公平な政治が行われていることを実感する。現政権の政治家は
傲慢であり、分かり切ったことも知らないふりをする。政治家は国政を預かり、国民の代表として莫大な税金や
国費の配分を決定し国家の運営に関わり、政治家自身の行動により国民の生活が左右される。政治家の
能力によって国民は幸せにも不幸にもなる。
現政権の政治家に感じることは国民全ての幸せを願っていないことではないか。幸せになって欲しいのは
選挙で投票した三割の国民であり、残りの七割の国民の幸せは願っていない。三割の国民は幸せだが
七割の国民は不幸せ、そんな政治が行われているとすれば、日本の政治は今後いつまでも変わらない
可能性がある。そして、現政権がいつまでも続き、政治家はますます傲慢になり、政権に疑問を感じる国民の
意見は無視、嘘も付く、しかし、三割の国民の意見は秘密裏に聞いて、三割の国民の生活は守り、幸せになる。
今後、七割の国民が考えなければならないことは、三割の国民を変えることではなく、三割の国民は現政権で
幸せに成っている以上、この政権を失うことは自分たちの幸せを失うことになり決して気持ちが変わることは
なく、三割の国民は現政権を支持し、選挙を勝ち抜くことを願っている。よって、問題なのは七割の国民が
一段となってまとまるかどうかに掛かっている。三割と七割、勝つのは七割に決まっているが、それが
そうなるかと言えばそうではない。不幸せな七割の国民は幾つかに分割され、七割の国民が投票する
政治家の数は三割の国民が投票する政治家の数より少なく、過半数に届かず結果として多数決に負け、
現政権の政治家たちが貰う「裏金」の犯罪も暴くことが出来ず、日本は無法国家と成っている。
「裏金」の出どころは三割の国民の莫大な資産に違いないが無法国家では政治家のやりたい放題に
成っている。