> 知恵のない人々(1224) < > 2024-R.6-4.14-NO.3240 <
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* 悪人たちの国家(922) *
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テレビを見ていたらある弁護士がこんな事を言っていた。「敵国からミサイルが飛んで来たら撃ち
落さなければ大変なことに成る。だから軍事力が必要なんだ」もっとものような話をしていたがなるほど
と思った。そう言えば「北朝鮮のミサイルが飛んで来たらミサイルで撃ち落とす」だから、日本にも
軍事力が必要と国民を納得させ「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を持つことを国民に納得させた。
ただ、国民は納得したのではなく、軍国主義者の政治家が勝手に作り、国民はただ見ているだけだった。
平和国家の国民らしい対応なのかもしれない。何も考えない、何も要求しない。ただ、旨いものを食べて、
好きなところに遊びに行き、綺麗なホテルに泊まり、高い車に乗って家に帰る。子供と風呂に入って、
綺麗なベットで寝る。悪徳政治家が軍事力が必要と言っても、敵国からミサイルが飛んで来ると言われても
何も理解出来ない。「あそうなんだ」程度の気持ち、国会で何が決まり、税金が失われても、自分が幸せ
だから、どうでもいい話のだ。
幸せな国民は憲法も知らないと言うより、憲法を守らなければならないことを知らないのだ。敵国から
ミサイルが飛んで来ると言う意味が分からない。平和国家に暮らす国民には敵国と言う概念が存在しない
だから、北朝鮮からミサイルが飛んで来ると悪徳政治家に言われれば、「あそうなんだ」と言って机の下に
隠れる。「敵国からミサイルが飛んで来たら、撃ち落とせばいいよ」と言われれば、「あそうなんだ」と言って
迎撃ミサイルを配備して、「すごいですね」と言って写真を撮る。
政治家たちは「裏金」を貰い。慌てているが「裏金」ではなく、「記載すれば」何も問題が無かったのに
「裏金」にしてしまった。多分、何となく政治家たちには「良心」があったのかもしれない。なぜなら「裏金」を
「裏金」として受け取ったのだから悪いと思っていたのではないか。そのように考えると「裏金」を貰っていない
政治家たちの方がもっと悪なのかもしれない。なぜなら、「裏金」なのに「裏金」にならないように「記載し」
「裏金」を懐に入れていたと言う事ではないか。
平和国家の日本は国民も政治家も幸せいっぱいで、戦争している国の人々のことは知ってはいるが
自分事として理解が出来ない。それは良いことなのか、悪いことなのか、多分、良いことなのかもしれない。
なぜなら、こんな平和な国が戦争なんかするはずがないからだ。
現首相の満面な笑みを見る限り、こんな政治家に戦争は出来ないと思った。莫大な防衛予算は平和国家
に取って無駄でしかないとも思った。
平和国家の世界で最も高給取りの野球選手が莫大な金を横領されたが平和国家の国民らしく振舞い
「まあこんなもんでしょう」程度の反応だ。戦争している国の国民ならば「ぶっ殺してやる」と言うのかも
しれない。