> 知恵のない人々(1584) < > 2025-R.7-9.8-NO.3600 <
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* 悪人たちの国家(1283) *
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「罪を背負った国民たち」 戦後80年が経ち、多くの罪を背負った国民が亡くなったのではないだろうか。
戦没者は310万人と言われているが戦場に行った兵士たちは敵と言われる人々を何人殺したのかと
思うとその兵士たちはどのような心境で戦後の80年を過ごしてきたのだろうか。人を殺す行為は非常に
残酷で在り、戦争とは言え人を殺したという記憶は簡単には消えないのではないか。戦場で敵と戦い
敵兵を殺す、殺したのは敵兵だけではなく、民間人もいた、子供もいた、年老いた老人もいた、若い娘もいた、
数数えきれない人々が日本人の兵士によって殺された。虐殺、略奪、強姦、戦場はあらゆる痛ましい惨状が
繰り広げられたのではないか。戦後80年兵士たちは自分が行った行為を「耐え難いことを耐えて、忍び難い
ことも忍んで」日本の経済発展の為に努力を重ねたのではないだろうか。天皇の言葉を引用したが現実に
殺した兵士たちの心境は天皇とは比較にならない恐ろしい経験ではなかったか。罪を背負った国民とは
兵士であり、一般国民、徴兵の赤紙で突然、兵士に成り戦場で人を殺す。戦前と戦後に生きた人々の
歴史は天と地であり、天国と地獄、生と死ほどの隔たりがあるのではないか。