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* 悪人たちの国家(904) *
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その時代において人間がどのように生きるかを示唆するのは憲法であり法律だ。今の日本の政権は
憲法を守らず、法律も守らない、ある意味日本は無法国家に成っていないか。
現首相は「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を43兆円の多額な税金を投入し、敵対国家への攻撃に備える
と決断し、敢えて、敵対する国家を指定しているが、あまりにも日本の憲法を守らない軍事力を保有して
いる。日本の憲法は戦争を放棄し、軍事力の保有を認めていない。
憲法 第二章 戦争の放棄
〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第九条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動
たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。
日本は戦争に敗北し、多大なる犠牲を負い。戦争への決別を誓った。戦後、80年が経ち日本の社会は
民主主義が浸透し戦争への機運はほとんどない。現首相の軍事力の強化に対する必要性はほとんど
ない。更に軍事力が齎す戦争への懸念は高まるばかりで、現首相が主張する軍事力によって国を守る
とか国民の生命と財産を守ると言う考えは全く正当性がなく。軍事力が齎す戦争への脅威は増加する
ばかりではないか。
ウクライナやロシアの戦争を見る限り、核兵器は使ってはいないが、通常兵器であっても数量と破壊力の
大きさで損失は核兵器と変わらないほどの被害が確認でき、国家間の対立を軍事力で解決することは
被害規模が大きく、国家の損失は取り返しがつかないほど大きい。ウクライナには他国から武器が供給
され、戦争の決着が付かない最悪な事態に陥っている。
日本も軍事力を強化しているが、その軍事力は戦争を引き起こす武器であり、戦争への不安は尽きない。
軍事力があるから戦争へと突き進む可能性は非常に高く、その時は多分、軍事力の無い世の中より、
戦争が早く訪れるのではないか。
現状を見る限り、軍事力の強化は軍事産業の利益の為、政治家たちの「裏金」の為と思えるが、そんな
戦争利権の為に莫大な税金と地球上の貴重な資源が使われると思うと悪徳政治家たちの憲法違反は
あまりにも罪深い犯罪行為ではないか。