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* 悪人たちの国家(1254) *
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「天皇と戦争批判及び天皇批判」 戦後80年が過ぎてもテレビなどは戦争を批判する報道はあまり聞かない。
日本が負けた戦争なので批判することが正しいかは疑問ではあるが、民主主義的には戦前の独裁主義の
日本を批判するのは間違いとは言えない。なぜならば戦前の日本が独裁国家であり、侵略国家で在ったのは
間違いなく。民主主義の基に戦争を起こし、戦争に負けた日本をテレビが批判するのが教育的には当然と
思うがテレビは戦争批判をすることはない。なぜかそれは憲法に明記される次の条文に他ならない。
第一章 天皇
第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、
主権の存する日本国民の総意に基く。
この条文があることでテレビは天皇批判が出来ない。この条文は天皇を日本国の象徴と言い、それは
日本国民の総意に基くと言っている。即ち、天皇は日本国民は同一の存在であり、天皇を批判することは
日本国民を批判することになる。米国は日本に憲法を譲渡するとき、天皇と言う存在が如何に利用価値が
あるか計算して憲法第一章天皇を書いたのではないか。この条文は日本が戦争に負けた1945年から僅か
一年後の1946年に公布された。よって、ここに書かれている日本国民の総意は戦前の日本国民のことであり、
独裁国家から民主主義に成った後、民主主義を知った日本国民ではなく。天皇陛下の命令を受けて大海原に
命を落とした「天皇万歳」と叫びながら敵戦艦にゼロ戦と共に激突し、命を落とした日本国民そのものではないか。
米国の司令官は憲法を譲渡する前に天皇を憲法に加えることを米国本土に懇願したと言うことだ。それは
日本国民は天皇と共にあるという理由のようだが、正に怪しく疑わしい理由だ。結局、米国の司令官は
日本の独裁者に色仕掛けにで天皇を日本国の象徴にしたのではないか。今となっては知る由もないが
「神風特攻隊」を作り上げた天皇一族は米国の司令官を丸め込むことぐらい朝飯前と言うことではないか。
そして、戦争責任は日本軍のなにがしに負わせ、天皇自らは世界平和を祈り、現在の日本国民を虜に
しているのは日本国を支配して来た一族の壮大な物語の一部に過ぎないのかもしれない。ただ、今後は
どうなるか、それは誰もしらないミステリーなのかもしれない。