> 知恵のない人々(1489) < > 2025-R.7-4.21-NO.3505 <
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* 悪人たちの国家(1188) *
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米国の政治に民主主義は存在するのかと思ってしまう。何故なら、大統領の権力が異常に強いことを関税
問題で実感した。全て大統領一人が決める訳ではないだろうが、日本の報道で感じることは全て大統領が
決めているように感じる。正に独裁者の如くに異常な関税を各国に提示し各国の経済に多大なる影響を与えて
いる。大統領の関税提示は各国の政治にも大きな影響を齎し、各国の国民生活への影響は大きい。関税を
変更することは商品の価格を変えることになり、高い関税は同じ商品でも米国では関税によって高い商品に
なり、米国では売れなくなり輸出する国では商品を作れなくなり企業やそこで働く従業員の仕事が無くなり
国には税金が減って国民の生活は貧しくなる。
米国の一方的な関税政策は大統領に言わせれば米国の為になり、米国を裕福な国にするとのことだが、
関税は弱い国が使う税制で在り、豊かな国にする為には関税を無くし多くの世界の国々と対等に交流することで
国は豊かになるのではないか。米国の車が売れないから関税を高くするとのことだが、民主主義であるならば
売れる車を作る努力が必要であり、売れないことを他国の責任にすること事態すでに豊かな国ではなく、弱い
国である証明ではないか。関税で国を守ると言うことは世界の国々とも交流を減らすことになり米国は経済的
にも政治的にも閉鎖された国と見なされ世界の市場から消滅する方向に進むか、米国国民が現大統領に
見切りを付けて退陣を要求するかの選択が必要な時期が来るのではないか。