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* 悪人たちの国家(1124) *
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これから先天皇と皇室の人々がどのような人生を送るのか非常に興味深いことではあるが、戦前の
天皇制の時代の天皇と現在の天皇を比較すると如何に戦後の民主主義の時代が素晴らしい時代で
あることが良く分かる。
戦前の時代は天皇制であり、主権者は天皇であり天皇を頂点とする独裁国家だった。多分、現在の北朝鮮や
ロシアの独裁者と比較してもそれほど相違はない世の中だったのではないか。色々な制度の中で日本人は
独裁国家に成れさせられ、民主主義での生活と比較できないが、独裁国家の生活は長い年月を経て人々の
脳が独裁者によって洗脳されてしまい。抵抗力は暴力と法律によって無くなっていたのではないか。民主主義
では独裁者は恐ろしい存在ではあるが、独裁者によって洗脳された人々は独裁者を敬い、尊敬する神として
祭る存在に成っていたのではないか。天皇を批判する人々は武力によって殺され、また、法律によって天皇を
批判する人々は拘束され、牢屋で死に絶えた。「踏み絵」のような手法で批判者探しをして抵抗する人々を
壊滅する。昔話の「桃太郎の鬼退治」も天皇に関係する。日本の歴史は殆ど天皇によって作られた歴史で
あり、戦争に敗北し、民主主義という制度は日本の歴史に取って、最も劇的な制度と言えるのではないか。