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* 悪人たちの国家(1121) *
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軍国主義と民主主義の違いを最も理解できる言葉は軍国主義には神も仏も存在するが民主主義には
神も仏も存在しないと言う言葉ではないか。人間の脳はカオスであり理解出来ない現象さえも理解可能な
状況を作り出すし、理解できる現象も理解不可能な状況を作り出す。
天皇は正に軍国主義が生み出した怪物であり、支配者に取っては都合のいい権力者ではなかったか。
天皇はカオスの存在であり、それは正しく「操り人形」ではなかったか。西暦720年に日本で最初の歴史書が
作られた。古事記と日本書紀を同じ天皇が作り、古事記は漢字で日本人が分かるように書かれ、日本書紀は
漢文で外国向けに作られたようだ。不思議なのはなぜ二冊しか残っていないのかであり、民主主義の現在では
あり得ないことではないか。内容は天皇の歴史であり、神話も書かれ天照大御神もこの二冊で書かれ世の中に
現れた。天照大御神は天皇のご先祖と言うことのようだが、720年に書かれた歴史書にそれ以前の何百年も
前の人物であり、歴史書を作った作家が語り部のような怪しい人物から聞いた話を神話として書き留めただけ
のようだ。正に軍国主義では神かもしれないが民主主義ではただの漫画でしかない神でもなければ仏でも
ない訳の分からない人物ではないか。
古事記と日本書紀が生み出した天皇と言う人物は正に調べれば調べるほどにカオスそのもの、縄文人の
その後、漢文や漢字を扱う人は何百人もいたのではないか。その人たちは書物を作らなかったのか。
それは軍国主義者と言う人間を殺戮する人々の集団がどのように関わっていたのか。考えれば考えるほどに
恐ろしい物語が思い浮かぶ。