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* 悪人たちの国家(1115) *
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憲法では天皇を国民の象徴としているが、象徴とはどうような意味なのか。簡単に言えば天皇は国民と言う
人々の代表であり、天皇は国民そのもの、天皇を見ればそれが国民そのものと言える。
天皇が国民の象徴と言うのであれば、なぜ選挙権が無いのか。なぜ総理大臣の任命が出来るのか。その他
多くの役割を持っているが、なぜ多くの役割を持っているのか。国民の象徴であるならば天皇は国民そのもの
でなければならないはずであるが、天皇の役割は日本の君主かのような日本を支配しているそんざいのような
役割が憲法に明記され天皇は憲法に書かれた役割を行い続けている。
憲法に明記されている天皇は国民の象徴ではなく、国民を支配している君主の象徴ではないのか。
日本は戦後80年間と言う長い年月を経ても、未だに天皇と言う呪縛から抜け出ることが出来ない。テレビで
天皇や家族などが映し出されるとアナウンサーの言葉遣いが変わり、その言葉遣いは正に国の君主を崇める
ような支配者を称えるような言葉遣いに変わる。そのテレビのアナウンサーの顔は正に北朝鮮の独裁者を
称えるアナウンサーのように猫なで声に変わり、その声を聴くと背筋が凍るような感じになり、テレビは未だに
軍国主義に支配される報道機関なのかと軍国主義の象徴であった天皇をテレビの経営者は何か期待している
かのように恐ろしい壊れ物のように扱う姿勢は北朝鮮のようで日本の深い軍国主義の時代を感じる。
結局、天皇は民主主義の時代には相応しくなく、憲法改正で無くす方向にするのが民主主義を成熟させる
最も適切な方法と言える。
戦争で天皇は神であり、日本の若い青年に戦地で死んで来いと命令したのも天皇ではなかったかお国の為に
「神風特攻隊」は帰りの燃料を積まないで敵の空に向かい敵の軍艦から放たれる集中砲火の中を若者たちは
命と共に激突し死んで至った。その神風は神である天皇であり、神の風を受けて特攻隊は空と海の藻屑となり
永遠に命を捧げた。天皇の歴史は戦いの歴史であり、常に勝者の支配者として存在して来た。しかし、日本は
80年前の戦争で敗北し、無条件降伏をして全てを失ったのではないか。
しかし、天皇は憲法によって復活し、今現在民主国家である日本にしぶとく存在している。80年と言う年月を
経て、天皇と言う存在がなぜかおかしいと感じ始めたと言う事ではないか。
天皇は結局何者なんだということだ。