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* 悪人たちの国家(1109) *
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米国は天皇を憲法に明記することで憲法改正を出来ない状況を作ったのか、それとも日本の軍国主義者
たちの要望を聞くことで米軍の駐留を有利にしたのか。色々な思惑があると思うが天皇の存在が憲法改正を
難しくしているのは確かだ。
民主主義の時代において憲法に天皇が国の象徴として明記されていると言う事は非常に問題であり、天皇の
立場や存在価値を考えると天皇を憲法に明記したのは間違いであったことに気付くのではないか。
第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、
主権の存する日本国民の総意に基く。
この文章は日本国民全員が軍国主義の教育を受けた知識のもとでの軍国主義者たちの理想を表現した
だけであり、民主主義の時代に第一章を主権者である国民が認めるとは思わない。
憲法に明記されていることで天皇の成り立ちの研究や歴史を調査し、有りのままの天皇を知ることが出来ない。
天皇に関わる神話や天皇の生い立ち、古来からの日本の原住民が居たはずではあるがその原住民と天皇の
関係は如何なる歴史があるのか。
日本に古来から住んでいる日本人はどこに行ってしまったのか。その原住民が天皇の先祖とは思えない。
その原住民は忽然と消えてしまったのか。原住民はアイヌのような風貌ではなかったか。その原住民は
アイヌの様に消滅したのであれば、それは天皇が支配する軍国主義者たちに殺され、日本の原住民は滅亡
してしまったと言う物語が思い浮かぶ。更に天皇は神話の様に神であり、天から舞い降りたのか。この神話も
現在の知識ではあり得ない話であり、深く科学的に研究するべきで、天皇だからでは済まされない。正に
戦前までの軍国主義の時代では天皇の歴史を暴くことは軍国主義者たちの暴力的な抵抗にあって研究する
ことが出来なかったが民主主義の時代に成り、80年と言う民主主義の時代を経て、天皇の成りのままの姿を
国民に明らかにすべきではないか。その上で憲法に明記するのが相応しいか主権者である国民が判断
すべきだ。
憲法に固有名詞である人間の名前が明記されるのは、そもそも間違いであり天皇と言う人間が憲法に存在する
するのはキリスト教のイエスキリストのようではないか。キリストは一人だが天皇は世襲であり、このままでは
永遠に憲法から消えることはない。ただ、天皇は生身の人間であり、独裁者に成るかもしれないので生身の
人間が憲法に存在するのは間違いでしょう。