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* 悪人たちの国家(1018) *
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憲法改正を目指す現政権の政治家は自衛隊を憲法に明記し自衛隊員を名誉ある公務員にしたいようだが
自衛隊を憲法に書き込むと言う事は憲法改正をどこまで書き直せば政治家たちは満足すると言うのか。
憲法 第二章 戦争の放棄
〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第九条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動
たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。
第九条に書き込むようなことを聞くが現在の自衛隊を書き込むのは不可能ではないか。自衛隊が保有する
軍事力は明らかに戦力であり、戦力を否認する条文に書き加えることは出来ない。
巨大な軍事力を保有する自衛隊は現実に日本に存在しているが、その自衛隊の戦力が国家に利益を齎した
ことはなく、莫大な税金を浪費するだけで、実行動は何もしていない。正に税金を無駄食いしている状態では
ないか。
自衛隊の軍事力は抑止力として存在すると言われるが、米軍が敗戦以後80年も駐留し、米軍も朝鮮戦争
以後70年米軍は日本を守る実行動は無く、正に架空の敵国による攻撃を待ちわびる抑止力の状態であり
莫大な軍事予算は無駄と言っても過言ではない。
米軍は未だに70年経っても北朝鮮と戦争中で休戦中ではあるが米軍の敵は韓国と共に北朝鮮と言う事だ。
しかし、現状を見る限り韓国も米国も北朝鮮と戦う様子はほとんどなく、お互いに自分から攻撃する様子は
なく、どちらかが攻撃しない限り、軍事力は拡大し、軍事力の性能も良くなり、抑止力と言う税金の無駄遣いが
永遠と続き、軍需産業と政治家たちだけが贅沢をすることに成るのではないか。
戦争を食い物にする軍国主義者は憲法改正して更なる軍事利権を手に入れようとしているが、既に軍事力の
巨大化と戦争になる可能性を考えて、今後、戦争の恐怖を煽る政治家たちの悪心が国民にいつまで通用する
かと思うとそんなに長く通用しないのではないか。
憲法改正を現政権の若い総理候補が得意そうに言ってはいたが、軍事力を国が保有してどのような時代を
夢見ているのかと思うと「馬鹿だなー」と思わざるを得ない。敵無き抑止力と言う軍事力に何を求め、何を
期待すればいいのか。愚かな軍国主義者たちの夢は国民に取っては悪夢でしかない。
中国、北朝鮮、ロシアを敵にしても、何も得るものはない。悪い人間はどこにでもいる。そんな人間とどう
付き合うかだ。そのことを良く知っているのは天皇ではないか。軍国主義者の悪と付き合う方法は天皇が
良く知っている。