> 知恵のない人々(1288) < > 2024-R.6-7.17-NO.3304 <
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* 悪人たちの国家(987) *
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軍事力は抑止力にならない。現首相は抑止力として軍事力を考えているが、ウクライナやパレスチナの戦争を
見る限り軍事力は単に戦う武器であり軍事力を保有しているだけでは戦争は避けられない。ウクライナとロシアの
軍事力には軍事力の大きさはロシアの軍事力が圧倒的に大きく、その軍事力を抑止力と考えればウクライナは
ロシアとの戦争を選択できないはずだがウクライナは軍事力の差に関わらず戦争を行っている。
日本と米国の戦争も軍事力で比較すれば米国の軍事力が圧倒的に大きく日本は米国と戦争を行う状態では
無かった。なぜ戦争を選択したのかと考えれば日本の軍国主義者の感情であり心の問題ではなかったか、
日本は侵略国家として多くの国に侵略し、軍隊は戦いなれていたのではないか。軍国主義者の戦う心、精神が
如何なる戦争も負けることはないという信念が米国との戦争を現実化してしまった。
軍事力を扱う軍国主義者たちは戦争が全てであり、平和な日本の中で常に戦争になれば自分たちは死を
恐れずに敵国と戦う訓練を続け、死も恐れない精神と心を訓練している。民主国家の日本で死を恐れない
国民が存在することに疑問を感じる日本人が余りにも少ないのではないか。
現首相が軍事力を強化して、国民の命と財産を守ると言っているが、それは戦争にならない平和な日本の
中での言葉であり、いざ戦争になれば国民の命は失われ、国土は焦土と化し、日本は戦争によって全てを
失うのではないか。
憲法に違反し、軍事力を保有しているが、その軍事力を戦争に使えば、日本は崩壊し国民の命は失われる。
結局、平和な時には軍事力は抑止力と言ってはいるが、軍事力で平和に成っている分けではなく、平和は
平和だから平和なのであって、軍事力を抑止力として平和を保っている分けではない。
現首相は中国や北朝鮮やロシアに対する抑止力として軍事力の強化を進めているが、現在の状況は
中国とも北朝鮮ともロシアとも国家間は平和な状態であり、もし、軍事力が無くても、自衛隊が居なくても
日本を攻撃する敵国は存在しないと考えるべきではないか。
問題は中国や北朝鮮やロシアの軍国主義者が日本との関係が悪化し、日本を恨み、攻撃対象と考えたとき、
正に平和が崩壊するとき、そんなとき、日本に軍事力があり、中国や北朝鮮やロシアが日本の軍事力を
恐れて攻撃しないかと言う事だ。パレスチナとイスラエルの戦争を見れば軍事力は抑止力にならないことが
明白ではないか。イスラエルの軍事力はパレスチナの軍事力と比較にならないがパレスチナは攻撃を仕掛け、
そして、戦争になり国は崩壊の危機にある。