> 知恵のない人々(1271) < > 2024-R.6-6.24-NO.3287 <
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* 悪人たちの国家(970) *
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世界の秩序は軍国主義者たちによって保たれていると言うのか。世界の指導者たちは殆ど軍国主義者と
言える。米国もロシアも中国も殆どの国が軍隊を保有して国家の安全を守っていると軍国主義者の指導者
たちは国民に訴えている。
軍隊は他国と戦争して何を得るのか。また、軍隊は内戦を起こし、国民同士の戦争も行う。戦争にも色々
あるのだろうが、世界大戦後の戦争は他国への侵略のように犯罪行為はほとんどなく、戦争はある意味良心的な
領域を超えていなかった。しかし、ロシアの独裁者は隣国ウクライナへ侵略し、ウクライナとロシアの戦争は3年を
超えて、未だに続いている。この戦争は軍国主義者の暴走であり、大国ロシアの独裁者の野心が侵略戦争を
正当化し、国家で最も重要な国境を侵し、ウクライナの領土を奪おうとして戦争を繰り広げている。ロシアは
明らかに独裁国家であり、独裁者の権力が大きく独裁者の個人的な意見が通ってしまうと言う訳だ。独裁者には
暴力的な権力があり、独裁者に逆らえば、拘束されるか暗殺されると言う。ロシアには選挙制度があり、民主的な
選挙が行われていると思ってしまうが選挙にも独裁者が有利になるように暴力的な選挙管理が行われている。
独裁国家の非人道的な政治は国民の基本的人権も自由も平等も公平もない独裁者のみが国家の決定権を
持っているという暗黒社会とでも言うか。国民にとつて暗黒社会を受け入れなければ生きていけない。
独裁国家は民主国家とは、全く違う国家で在り、独裁国家の国民は命令に従う。民主国家は国民自ら意見を
言って、多数決で意見の決定を行う。
人間として考える能力を持ち、意見を述べる能力を持つ、人間としての自由と平等、公平と言う基本的人権を
保有する民主主義が人間として生存する為に理想的な考え方と言える。
それでは民主国家と独裁国家がこの地球上に共存できるか。生き方が違う国家では共存するにはお互いの
譲歩が必要なのか、それとも、人間として理想的な民主主義を広めるか。
日本は独裁国家から民主国家へと戦争で敗北することで民主主義を手に入れることが出来た。戦争では
310万人の国民の犠牲者を出したが、民主主義によって日本国民は自由と平等と公平の基本的人権を手に
居れることが出来た。
米国が世界最強の軍事力を保有し、独裁国家を民主国家にしようと狙っているが、それが正しい選択なのか、
戦争によって主義主張を変えることが理想的な方法とは思いたくない。
中国の経済成長は独裁国家と民主国家の均衡の中で生まれた。それは会話による最良の手段から生まれた。