> 知恵のない人々(1142) < > 2023-R.5-12.30-NO.3155 <
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* 悪人たちの国家(837) *
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軍国主義者たちの戦争には想像を遥かに超える悍ましさが存在する。ウクライナとロシア、パレスチナ
とイスラエル、この二つの戦争を見て、日本人は現首相が言った軍事力の強化が必要だと言う言葉を
今もそのように思っているのか知りたいものだ。
現首相は「兵器の輸出」を決定し、米国に兵器を輸出すると言うが米国はウクライナに兵器を提供して
いる。日本の兵器が直接ウクライナに提供される訳ではないようだが、米国に輸出されるのであれば、
そして、日本が輸出した兵器と同じ兵器がウクライナに提供されているのであれば、日本の兵器が
ロシア兵を殺しているも同然であり、ロシアに取って日本は敵国に成るのではないか。
現実に日本の兵器が米国に輸出されたと言うテレビ報道や他の報道機関にその事実が報道された
とき、日本は間接的にロシアと戦争状態に成ったと言うことではないか。
軍国主義者たちの戦争は余りにも惨たらしく、人間と言うより「獣たちの戦争」と表現すべきで戦争が
国民の生命や財産を守るとの現首相の国民への言葉が非常に空しく、「敵基地攻撃能力」と言う軍事力
が余りにも無謀な政治判断で在ったと思わざるを得ない。
パレスチナの衛星写真が映し出したのはパレスチナ国民の墓地の写真だ。イスラエルの攻撃により
多くのパレスチナ人が死にその死者たちは土葬により埋葬され多くの墓地が出現した。衛星写真は
その墓地を何枚も映し出し、その墓地が無残にも兵器で踏み荒らされている事実を映像で確認し、
その事実を世界中に発信した。イスラエルの言い分は墓地がパレスチナの攻撃拠点に成っている
ので墓地も攻撃対象に成っているとのこと、軍国主義者の戦争は人々の想像を遥かに超える悪魔の
ような出来事であり、精神的には狂っているとしか表現できない。
墓地には埋葬された死者が遺体となり眠っている。その墓地を戦車が踏みつぶし、戦車の轍が墓地を
破壊している。死者は二度も三度も殺されたと言うことではないか。