> 知恵のない人々(1165) < > 2024-R.6-1.26-NO.3178 <
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* 悪人たちの国家(860) *
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どうすれば正義が実行されるのか、何が正義なのか、正義なくして世の中の平和は訪れない。
多分時代によって正義は違う。現代の日本の正義は法律を守れるか、守れないか。いつの時代も
法律はあり、法律を守ることで社会の秩序が保たれた。ただ、現代の視点から過去の時代の法律を
評価したとき、法律を守ったからと言って正義とはいいがたく、法律が国民を支配していたと言う
べきではないか。簡単に言えば過去の法律には国民の自由、平等、公平と言う人間に取って正義と
言う要素がなく、国民は法律に対して不満の塊であり、その法律は支配者による支配者の為の法率で
あり、国民に取っては悪の掟そのものであった。
現代の日本の法律は国民に取って正義と言えるのか、全ての法律が正義とは言えなのだろうが、
正義と言える法律が多いのではないか。そして、その法律を作るのが政治家であり、その法律を国民に
守らせ、守らない国民を罪に負うのが警察、今問題と思えるのが警察の役割ではないか。
政治家の「裏金」問題で同じ罪なのに罪を負う政治家と罪を免れる政治家が出現し、社会の正義が
警察によって歪めせれている。「裏金」が3000万円以上は罪に問い、3000万円以下は罪に問わない
とのことだ。非常に困った警察の処理と言える。「裏金」は税金の万引きであり、国民に取っては大問題
であり、一円たりとも許すことは出来ない筈であるのに政治家の万引きについては3000万円までは
許すが3000万円以上は許されない。なぜ許されるのか、それは政治家は選挙によって国民から選ばれた
人と言うことらしい。政治家は国民の代表者であることは確かだが、しかし、その政治家が万引き犯で
あることを知っていて投票した訳ではない筈、更に政治家に成ってから万引きをした政治家を許す
国民がいるとも思えない。法の番人である警察が法を守らない社会に正義は存在しない。