日本の知恵(2) ID:V93mIeFM

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*　悪人たちの国家(641) *
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　対話型AIへの期待が大きい。正確さは不明のようだが、話し相手にはなる。非常に
大事な事ではないか。質問したら答えてくれると言うことは友人でもあり、教育者としの
知識も備えている。人工頭脳と言うことで人間のように対話をする。

　世の中には問題として捉えている人々がいるようだが、対話型の人工頭脳の存在を
無くすことは不可能であり、対話をすると言うのなら人間の知能を備えている存在であり、
人間の一部である頭脳が人工的に作られたとすれば、AIは既に人間に成っていると
言える。そのAIの年齢が何歳なのか、どの程度の知識を備えているのか判断するのは
AIと会話する本当の人間が判断することになる。

　AIはコンピュターで作られた人工頭脳であり、AIの頭脳には対話型であることで、対話の
相手の人間の求める質問によって、質問に対する返答が選択され、質問に対する返答に
納得出来なければ何回も質問を変えることが出来る。

　AIを使うことで、世界に溢れている知識に触れることが出来る。日本人ならば日本語で
書かれた文章は得意だろうが、AIならば、全ての国の言語に対応し、全ての国の言語を
日本語に翻訳して、自分では読むことが出来ない外国の書物もAIが質問の答えとして
考慮して返答すると言う非現実的な知識がAIの人工頭脳によって、生み出される。

　AIは非常に優れた人工頭脳であり、人間に取っては知識の宝庫であり、魔法のような
頭脳を人間の頭脳が手に入れることが出来る。

　この対話型AIを恐れる人々の気持ちも分からないではない。人間は嘘を吐き、人々を
先導し、利益を得る人が後を絶たない。多くの人々が嘘によって被害者になり、辛い
眼に在っている。政治家の嘘、企業の嘘、時には嘘ではない間違いを教育者もする。

　例えば、現首相の「敵基地攻撃能力」は憲法違反であるか。などはAIの得意分野では
ないだろうか。法治国家は法律を守らなければ犯罪者であり、罰せられることになる。
AIがどのように答えるか楽しみだが、その答えは質問者の質問内容によって違いが
でる。AIの答えの賛否を決めるのは質問者であり、AIではない。AIに取って重要なのは
頭脳であり、如何に豊富な知識を蓄え、その知識を頭脳として、あらゆる人々を納得
させるかであり、平和主義者は平和主義者に在った答えを導き、独裁者は独裁者にあった
答えを導く、「私は独裁者ですが、独裁者はこれから何をすればいいですか」と質問すれば、
AIは独裁者が歩む道を答える。

　AIを恐れる人々に言いたいのは、AIは独裁者ではないと言うことであり、AIは単なる
人間の頭脳を持った道具に過ぎない。

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