日本の知恵(2) ID:UOChbl3g

　>　知恵のない人々(878)　< >2023-R.5-1.26-NO.2891　<
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*　悪人たちの国家(573) *
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　軍事産業の継続には軍国主義国家体制の継続、軍国主義のことを考えると
ふんざりする。いつの時代に戻るのか、戦国時代なのか、明治時代なのか、富国強兵、
過去の時代には戦争が当たり前、他国への侵略が当たり前、他国に侵略し、戦争に
勝利して、他国の領土を奪う。国民は軍隊を素直に認め、戦争に勝利することを願い、
愛しい家族を戦地に送り出し、戦死した報告を涙をこらえて受け取り、隠れて涙を流し、
国の命令を恨んだ。

　現首相は戦争をどのように理解し、軍隊をどのように利用しようとしているのか。確かに
ロシアはウクライナに侵略し、ウクライナの国土を血に染めている。ロシアは国連の
常任理事国、侵略戦争は否定されていたのではないのか。ロシアのウクライナへの
侵略は暴挙であり、世界中の国々がロシアを批判し、侵略戦争を認めない姿勢は
確かであり、ロシアは「狂った」としか思えない。

　日本の現首相はウクライナ戦争を利用し、「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を軍事戦略と
して、軍事力の強化をしようとしているが、国会を見ても敵国が何処なのか、敵国とは
どのような国なのか、日本は敵国に対して、何をすれば敵国になるのか。現首相の
説明では理解できない。

　意味不明のまま、日本が「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を作れば、他国の日本への
印象が悪くなり、日本は何の理由もなしに敵国と断定し、他国の軍事基地を攻撃する
能力を持つと認識することになる。現首相は余りにも危険な思想の持主と思われる
のではないか。

　現首相は抑止力の強化により、日本の安全を確保すると言うが、敵国と判断された
国家にしてみれば、非常に悪い印象であり、日本は敵国と認定した軍事基地の場所を
何らかの方法で確認していると思うし、日本から敵国と指定される国はほとんどが
軍事国家であり、平和国家としている日本が軍事国家の軍事基地を攻撃対象として
今後、軍事力を強化すると明言されれば、現首相がいう抑止力ではなく、日本の基地も
日本の国土もあらゆる地域が敵国の攻撃対象になり、日本の軍事力は今後果てしない
軍事力強化が必要に成り、軍事産業はますます発展し、いつかは軍事力の均衡が
崩れ、戦争へと進むか、軍事予算に国民の財産を半永久的につぎ込み、国民の生活は
貧困に陥る。

　いずれにしても現首相の「敵基地攻撃能力」は敵国と指定された国家に恐怖心を与える
軍事力であり、決して「抑止力」ではない。ロシアの侵略もロシアの独裁者の恐怖心から
の侵略と見られている。平和を維持している日本が軍事国家へと変身する恐怖は敵国に
成らなければ理解できない。それは正に「ジキルとハイド」を現首相が演じるかも。

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