> 知恵のない人々(924) < >2023-R.5-3.27-NO.2937 <
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* 悪人たちの国家(619) *
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欲望に支配される人間の魂に宿る悪魔の旋律は歴史を超越するのだろうか。
欲望は軍事力によって達成される人類の歴史に終わりはないのか。
欲望は見果てぬ夢その夢を叶える軍事力と言う悪魔の魂を持った軍国主義者たちの
歴史は未来永劫に続くのだろうか。
正義に宿る悪魔の正体は悪魔でしかない。ロシアの正義とウクライナの正義共に正義を
主張し、正当性を強調する。ウクライナに住むロシア住民の迫害、迫害者を支援する
為に軍事侵略を正義とする。無理な理論ではあるがロシアの独裁者たちはそれを正義と
思い込んでいると言う。
欲望と恐怖心、正義と軍事力、天国と地獄、ロシア住民の迫害を取り除くことで天国が
獲られる。ロシア住民の迫害は恐怖であり、それは地獄だ。全ての欲望を叶えるのは
軍事力であり、国家の正義だ。
ロシアの正義は侵略戦争を正当化する為の正義であり、悪魔でもなく、正義心である。
ややこしいが戦争を正当化することは出来ないが、その戦争には理解しがたい理由が
ある。日本の戦争を顧みれば、天皇を中心に天皇の為なら死ねる人々の存在があり、
それを今の日本人が理解できるかと言うば理解できない。その当時は正義であった
ことが正義ではなくなる。
戦争は敵、味方に別れ、命の奪い合いをする。その理由は正義と正義の争いだから。
日本は戦争に負けたことで、信じていた正義を失い、新たな正義を手に入れることが
出来た。