> 知恵のない人々(1082) < > 2023-R.5-10.12-NO.3095 <
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* 悪人たちの国家(777) *
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文字では表現できない命の尊さ、武器で人々の命が失われている。攻撃する側には理由があり、
攻撃される側には攻撃される理由がある。お互い譲れない理由でお互いを殺し続ける。引くに引けない
理由を消し去ることは出来ないのか。
戦いの歴史は人間の歴史であり、戦う理由は貧困による死への恐怖、このままでは死んでしまう。
死なない為の究極の選択が敵への攻撃であり、死からの脱出が戦争ではないか。
人々が死ぬのは分かっているが攻撃を止めることは出来ない。攻撃を止めることで死への恐怖が
増し、攻撃をすることで死からの恐怖が消える。
どうすれば人は死なず、戦争は無くなるのか。日本の場合を考えて見る。日本は戦争に負け、軍隊の
保有を認められていない。戦争も放棄し、戦争は出来ない。他国との武器による争いは無い為、武器に
よる死は無くなった。
武器の廃棄、死への恐怖を無くす、敵対心の消去、憲法の成立、経済の復興、生きる為の努力、
過去からの離脱、平和を願う勇気、変わらない限り殺し合いは無く成らない。
過去に学ぶことで、人々は何も変わらない。過去を否定しない限り平和は訪れない。
過去の歴史は全て独裁者による戦争の歴史だから。