日本の知恵(2) ID:HLTagKgZ

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*　悪人たちの国家(606) *
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　防衛力の強化である「敵基地攻撃能力」の正当性を問う。

　国会で幾ら話し合っても「敵基地攻撃能力」の正当性はない。国会で話し合うのなら
日本は戦争をするのか、しないのかを問うてから話し合うべきではないか。中国や北朝鮮
を見据えた軍事力なのは明らかで、戦争の為の軍事力であるならば、どの程度の戦争を
想定しているのかを話し合うべきだが、多分、現首相は何も答えられず、作戦上の秘密と
言うことだろう。

　国会で問うべきことは日本は戦争をするのかに尽きるのではないか。現首相の答え
次第では「敵基地攻撃能力」と言う軍事力の価値観が証明される。

　抑止力論であるならば、米国の米軍の存在で十分であり、如何なる場合でも米軍は
戦争に参戦するのであれば、日本の軍事力は必要ないのではないか。なぜなら、米軍が
参戦すると明言すれば、中国も北朝鮮も米軍が参戦する戦争はしないのではないか

　中国は台湾の問題で米国との戦争を懸念されているが米国が戦争に参戦する限り、
中国は台湾を攻撃するとは考えられない。

　北朝鮮が韓国に侵略することが懸念されているが米軍が参戦する限り、北朝鮮は韓国を
攻撃することはない。

　それぞれ戦争をしない理由は戦争しない方が利益になる。理由は至って簡単であり
ウクライナとロシアの戦争を見れば明らかのように戦争をすれば国家として莫大な
不利益を被るのは明らかであり、戦争は何処の国も損失ばかりで意味がない。

　ウクライナとロシアの戦争ではウクライナはロシアへの攻撃はほとんどないが、中国や
北朝鮮への米軍の攻撃は必ず行われ、中国も北朝鮮も国土は破壊され、多くの国民の
犠牲者が出るのは明らか、そんな戦争をする国家はないだろう。

　日本に米軍が駐留する限り、日本は米国から頂いた平和憲法を守り、「戦争の放棄」
「軍隊は保有しない」を守るべきだ。

　現首相の「敵基地攻撃能力」はただの憲法違反であり、何の役にも立たない。税金の
無駄遣いと言うことだ。

　抑止力によって戦争が起こらないのではなく、戦争は何処の国も利益に成らない為、
戦争は起こらないと考えるべきだ。

　世界では他国と戦争が出来る国は限られている。現在の軍事力を比較すれば、米国が
参戦する戦争は何処の国も望まないだろう。日本は米軍が日本に駐留する限り、十分な
抑止力があると考えるべきだ。米軍は世界最強の軍事力であり、核兵器を実際に使った
恐ろしい軍隊と考えるべきだ。日本が幾ら軍事力を持っても抑止力にはならない。

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