> 知恵のない人々(1049) < > 2023-R.5-8.29-NO.3062 <
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* 悪人たちの国家(744) *
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現首相が憲法を守る意思がないことは十分に承知しているが、原発処理水の放出で
中国から厳しい対応を迫られ、多くの国民が被害に合っているわけだが、憲法には
次のような文章があり、平和国家としての世界の国々への配慮が書かれている。
日本国憲法 前文 抜粋
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する
権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないので
あつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を
維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
処理水の放出で日本および中国は莫大な損害を被っているが、処理水の放出は
どのような利益が日本にはあるのか。中国と言う14億人もいる国家が反対し、日本の
水産物を全面輸入禁止措置を行い莫大な損失が明らかに成っているが、このような
状況の中でも処理水の放出に正当性があるとは思えない。
処理水の放出は中止命令をだせばすぐに中止でき、中国に対して外交交渉は可能で
あり、改めて、処理水の放出計画を作るべきではないか。
原発事故は自然災害と言っても、責任は日本が負うほかなく、日本は憲法に従い、
平和国家としての役割を果たさなければならない。中国が反対する以上、中国の言い分を
改めて聞き、その内容を日本国民に説明し、新たな処理水の処理方法を計画すべきでは
ないか。
処理水放出で中国の日本の水産物全面輸入禁止措置は平和国家の対応としては在っては
成らない暴挙と言える。
処理水放出は正当性を無視してすぐにでも中止すべきだ。これこそが平和国家の神対応と
言える。ただ、軍国主義者の現首相に出来るか。出来なければ、辞めて貰いたい。