> 知恵のない人々(888) < >2023-R.5-2.6-NO.2901 <
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* 悪人たちの国家(583) *
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日本の政治は「絵に描いた餅」なのか。
現首相に取っての「敵基地攻撃能力」は「何者」、日本に取っての「敵国」は何処の国、
中国、北朝鮮、そしてロシアなのか。中国は人口が14億人以上で、日本に取っては
大きな市場であり、経済的には中国が敵国に成ったら経済はどうなってしまうの、と言うより
中国を敵にすることはできないのではないか。
平和国家である日本は世界が認める「平和ブランド」であり、軍事力とは比較に成らない
抑止力的効果があり、現首相の軍事力強化は「平和ブランド」を傷つけた。更に他国に
対する謙虚さ、尊重する姿勢、何ゆえに日本に取って敵なのか、中国の軍隊が日本を
どのような理由で攻撃するのか。現首相は日本国民にどこの国がこんな理由で攻撃
する可能性があり、これからは軍事力による「敵基地攻撃能力」が必要になると具体的に
説明すべきだ。
現首相の軍事力増強の必要性の説明を聞かない限り、現在現首相が考えている軍事力
では不十分と国民が判断するかも知れないし、日本の憲法では国民が主権者であり、
主権者には国を守る義務があり、現首相だけの国家ではなく、主権者には詳細な情報を
与える義務がある。
ウクライナとロシアの戦争を見る限り、軍事力には抑止力と言う架空の力は存在しない
と言うことが証明され、軍事力はそれを使用する人間の能力であり、軍事力を保有して
いる人間ならば、誰でも戦争が出来、軍事力は誰でも殺害し、兵士は誰でも命令に
従い、略奪、虐殺、暴行、戦場では野蛮人に変貌する。
現首相が軍事力に心を奪われたと言うことは、現首相には敵国の国民を無残にも
殺害し、敵国の国民を暴行し、虐殺し、略奪することを日本の兵士に命令することが
出来る人間であることを証明し、そのような人格の持主であることを国民は知ったと
言うことだ。平和国家の首相としては余りにも恐ろしい人格の持主ではないか。