日本の知恵(2) ID:B2Tpl6sR

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*　悪人たちの国家(663) *
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　現首相は「法の支配」と言う言葉を使うようだが、「憲法違反」を続ける現首相が使う
言葉としては適切ではない。「G7サミット」で議長を務めるようだが、どこの首脳も期待
していない。日本に期待するのは「マネー」ではないか。

　現首相は自国を守る軍事力である「敵基地攻撃能力」に莫大な税金を投入することは
各国の首脳たちはよく知っている。そして、「敵基地攻撃能力」が憲法違反であることも
理解している。しかし、どこの国の首脳も直接は批判しないだろうが、国家に取って、
最も重要な憲法を守らない現首相を信用することはない。なぜなら、民主主義国家は
「法が支配する」国家であり、憲法を守らない国家は独裁国家であり、そのような国は
「独裁者が支配する」国家と認定される。

　「核兵器のない世界」と言う言葉も使うようだが現首相は「米国の核によって日本」は
守られていると国民に訴えているのではないのか。

　「核兵器がない世界」が実現したら、その世界をどのように呼ぶのか知りたいものだ。
日本が戦争に負ける前の世界には核兵器は無かったがその戦争で何千万人もの人々が
死んだ。核兵器が無くなっても世界は変わらない。軍国主義者がいる限り、世界の戦争は
無くならない。

　日本が戦争に敗北し、軍国主義から民主主義に変わり、日本の憲法は「戦争の保有」
「軍事力の保有は認めない」と言う憲法を保有し、戦後、78年間一度も戦争はなく、平和な
世界を過ごして来た。

　日本の軍国主義者は米軍が駐留し、日本を守っていると言うが、78年間を顧みても
日本が戦争に巻き込まれると言うより、日本を軍事力で攻撃かる国家は一国も無かった。
と言うより、日本は未だに米国に占領されている。ただそれだけだ。

　現首相の「敵基地攻撃能力」と言う憲法違反の軍事力の保有はなぜ保有できるのか
推測すれば、日本が平和だからと言う結論に達する。正に「究極の平和ボケ」が招いた
現首相の「寝言」に国民が付き合ってしまった。国民も「愚かな平和ボケ」なのだろう。

　ウクライナとロシアの戦争、北朝鮮のミサイル、中国の国力、これらは「平和ボケ」には
脅威であり、その脅威を軍事力で対抗すると言う幼稚な戦略を現首相は実行し、国民が
それに答えてしまった。

　生成AI(人工知能)ならどのように表現するのかと思うが、「平和ボケ」と言う表現が
一番適切ではないのか。平和国家が自国の平和を守る為に「軍事力」に頼る、自国の
憲法は「戦争を放棄」「軍事力の保有を認めない」であるのに関わらず。

　「平和と軍事力」を現首相は「敵基地攻撃能力」の必要性の根拠として国家の平和を
挙げているようだが、平和の概念に軍事力は存在しない。軍事力のない国が平和な国
であり、軍事力で国家に平和を齎したのは世界でたったの一国であり、それが日本では
ないか。「戦争の放棄」「軍事力は認めない」と明記された憲法を保有する日本が平和
国家であり、現在の日本そのもの、現首相が日本の平和を破壊するまでは。

　結局、今回の「G7サミット」は茶番であり、莫大な借金を保有する米国が日本に高い
兵器を買って貰い。軍事国家同士の戦争に掛かる莫大な軍事費を日本に要求し、
愚かな現首相がそれに答えた。そして、愚かな国民が同調した。そして、平和国家は
消滅した。米国の借金は4300兆円のようで、日本の一万円札を積み上げると4万3000
キロメートルになる。地球の円周は４万キロメートルだから、米国の借金は地球を
一周することになる。日本の借金は1270兆円ということで、地球の直径が1万2700
キロメートルだから、日本の借金は地球の直径と同じと言うことだ。

　戦争して借金つくて、借金をまた増やす。だから、軍国主義者は戦争を止められない。

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