> 知恵のない人々(1089 < > 2023-R.5-10.22-NO.3102 <
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* 悪人たちの国家(784) *
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民主国家以外の国は永遠と戦争が続くのではないか。宗教戦争も永遠と続く、侵略戦争も永遠と
続き、人々は武器で死んで逝く。世界の宗教を見ると宗教へのこだわりが強すぎるのではないか。
何百年前かそれ以上前に書かれた宗教を永遠と信じ、継承していく人々の存在には理解しがたい。
宗教を信じる人々の思考力を思うと不思議でならない。宗教の教えに従うことの正当性に疑問を
感じる。宗教の教えは過去から得た知識によって書かれた教えであり、その教えが現在でも継続して
いるのであれば、人々は何百年前とほとんど変わらない知識ということではないか、そんうであれば
武器に頼る争いは続くのではないか。
宗教が誕生した時代は、争いの絶えない混乱時代が殆ど、そのような時代の中で宗教が人々の
心を癒したのだろうが、宗教は独裁者たちから弾圧され、宗教を信じる人々の中に憎しみや対抗意識が
生まれ、宗教同士の争いも発生し、自分たちの宗教を守る意識と他の宗教を崩壊させる意識が宗教戦争
へと発展した。
宗教の中には民主主義と言う教えは殆んど無いと思うべきだ。多くの宗教は独裁的であり、権力が集中
した階級制度であり、知識が支配された組織であり、他の宗教や他の組織の教えを受け入れない閉鎖的な
組織と言える。
宗教は神とか、仏とか、霊魂、霊能、霊感、ご先祖、魂、経典、経本、精霊、聖霊など挙げれば切りがない
ほど人工的な言葉が作られ、人々の心を惑わし、得体の知れない世界へと導き、人々の心と財産を
奪い取った。多くの宗教には神殿のような豪勢な建物が存在し、仏像などやご神体が祭られ、人々は
信じるがままに導かれるままに莫大な金額を納めたことで、立派な建造物を建てることが出来たのでは
ないか。
宗教と政治は対立もあっただろうが、共存共栄の時代が多かったのではないか。豪壮な建築物が
独裁者たちの政治の中で宗教が利用され、民衆から莫大な税金を納めさせて建設された。
宗教同士の対立、民主主義と宗教の対立、基本的人権や自由と平等そして、公平を基盤とする民主主義
は宗教を国民の教えとする国家とは時代的にも知識には大きな隔たりがあり、争いや戦争の原因と
成っているのではないか。
知識の格差は、お互いを理解する上で大きな障害となり、相手の考えが理解できない為に、戦争と成り
人々は殺し合うと言う悲劇が生まれる。世界では戦争により民族の消滅もあるが、お互いがお互いの
知識を理解できない、神を信じる人と神を信じない人では意思の疎通は不可能であり、お互いが
戦う事しか解決方法が無かったのではないか。
善悪を超越して戦争を無くす努力が政治家たちには必要であり、日本の現首相の軍事力の増強は
余りにも低俗で民主国家としては理解不可能、憲法では「戦争を放棄」「軍事力の保有を認めない」と
明記されているのに軍事力を増強すると言う神経に驚くと共に四割の国民が支持すると言う奇怪な現象
は日本の子供たちの未来を消滅させるものではないか。
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