> 知恵のない人々(926) < >2023-R.5-3.29-NO.2939 <
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* 悪人たちの国家(621) *
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莫大な軍事予算10兆円が日本国民に何をプレゼントしてくれるのか楽しみでもある。
10兆円と言えば国家予算の1割、10パーセント弱に成る。一万円札を積み上げると
100キロメートルの高さに成る。100Kmと言えばマラソン42.195Kmの二倍以上の距離、
途方もない金額である。
国家予算が114兆円で軍事費関係が10兆円のようだ。一年間で10兆円が軍事費すなわち
防衛予算と言う事らしい。10兆円の経済効果をスカイツリーの本数で示すと154個所に
スカイツリーが立つ、スカイツリー一個所650億円としての本数だが、これが経済効果と
言えるか疑問ではあるが、各県に三か所のスカイツリーが立つ金額であり、軍事予算を
扱う防衛省は非常に大変ではないか。なぜなら、国民の注目度が半端ではないはずだ。
心配なのはこの莫大な軍事予算が本当に日本の為に役立つのか。何の役に立つのか
と言うことだ。現首相が唱える「敵基地攻撃能力」と言う軍事力が齎す効果は非常に
危険度が高く、国民への恐怖心更には不安な心理状態、子供たちへの軍事的脅威は
子供たちの脳の成長に悪影響を与え、情緒不安定になる可能性は大きい。日本が
常に敵国から攻撃されると言う不安と政治家たちが平和への努力を怠り、戦争の心配
ばかりを教育の場に与える可能性がある。なぜなら、子供たちは将来成人に成ったとき
兵士として敵国と戦う精神を学ばなければならないからだ。
10兆円と言う莫大な軍事予算は兵器だけでなく、その兵器を扱う子供たちの教育に
使わなければならなくなる。正に恐ろしいシナリオが現首相により、日本国民に
降りかかってしまったことになる。
莫大な軍事予算は「敵基地攻撃能力」を扱う未来の兵士、すなわち現在の子供たちを
兵士にする為の軍事予算と言うことだ。
現首相の野望は在り得ない軍国主義者の暴挙と言える。
現首相には平和憲法を守らないその理由を聞きたい。