> 知恵のない人々(1133) < > 2023-R.5-12.18-NO.3146 <
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* 悪人たちの国家(828) *
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獣たちの政治はもう終わったのかも知れない。弱肉強食政治、我がまま政治、利己主義政治、
世襲政治、強いものが得をして、弱い者が損する政治は成り立たない時代に成ったのではないか。
日本の歴史を紐解けば、神話から生まれた身分制度、同じ人間でも獣のように弱肉強食の時代が
太平洋戦争で敗北するまで日本は同じ人間なのに獣のような身分制度が存在し、強い者は暴力を
使い弱い者を支配し、税金を取るものと税金を取られるものが暴力の支配のもとで身分を区別され
続けて来た。
80年前日本は戦争に敗北し、無条件降伏を受け入れ過去の日本との決別を果たした。身分制度
の崩壊であり、人間は人間として扱うと定めた基本的人権、自由、平等、公平を憲法に明記した
日本国憲法を与えられ、獣たちの政治から民主主義の政治に時代は変わった。
民主主義に時代は変わったが、残念ながら獣である人間は戦後も生き残り、また、獣たちの恐ろしさを
身に染みている国民たちも生き続けていた。
国家を納める政治家たちの中には戦前の獣であり続ける政治家が未だに存在し、戦後80年経っても
獣気質を捨てきれない政治家が存在して来た。その証拠が政治家の「裏金」ではないか。
弱肉強食、獣気質の政治家と獣を恐れる国民の間で金による暴力が存在した結果が「裏金」と言う
愚かな犯罪と成って国民の税金を無駄に使い続けた。
獣気質を忘れることが出来ない政治家は政治を悪用して、憲法を無視、法律を利用して、強者として
政治を行い、国家の資産である税金を自分の利益を得る為に利用し、国民から莫大な賄賂を得ることで
自らの私腹を増やした、その結果が「裏金」と成って全ての国民の知ることに成り、獣である証明と
ともに獣たちの政治生命は終わったのである。
「裏金」は政治家が作ったのだが、その裏金は国民から政治家に渡った賄賂であり、国民が果たす
役割は政治家と共に罪深い。裏金の基は税金であり、公共事業の不正から生み出された利益が
その不正に関わる政治家や役人、そして、公共事業を請け負う国民たちの不正により裏金が生まれる
と考えると未だに獣たちが生み出されていると考えるべきなのかもしれない。