軍事力がどのような世の中を齎すか、そのいい例がウクライナとロシアの戦争やパレスチナとイスラエル
の戦争ではないか。それは正に殺し合いと破壊の連鎖であり、如何なる正義も法律も存在せず、ただ、
軍事力の醜い戦いであり、 国民の命も財産も軍事力の前では何の意味もなく消滅するのみ、軍事力が
一度火を噴けば、それを止めることは出来ない。なぜならば、軍国主義とは戦うことが正義であり、
戦うことで正義が証明されるからだ。
日本は軍国主義時代、戦争に挑み、「国民総玉砕」と言って全ての国民が死ぬまで戦うと誓い戦った。
しかし、日本は二発の核兵器で攻撃され、軍隊の主導者は戦意を失い無条件降伏を受け入れ敗北した、
この敗戦には日本国民310万人の犠牲者が伴い。日本の軍国主義は敗戦と共に終わった。僅か80年前の
出来こどであり、それまで日本の歴史は全て軍国主義の歴史であり、その軍国主義の時代には
国民の自由も平等も公平もなく、ただ、国の命令に従うのみだった。
現首相が目指す日本の未来は戦争であり、米国と共に世界中で戦争に明け暮れる国家を夢見て
いるのではないか。そして、国民はその戦争に付き合うほかに生きる道はないと言うことだ。