> 知恵のない人々(1106) < > 2023-R.5-11.12-NO.3119 <
*******************************************
* 悪人たちの国家(801) *
*******************************************
日本のテレビ番組に足らないものを一つ上げろと言われたとき、何かないかと探してみると思い
浮かんだのは「国民の討論」をテレビ番組にすること、CMとお笑い、ドラマ、情報番組、報道番組、
その他いろいろな番組があるが、国民同士の討論を番組にしているテレビは無いようだ。
全てのテレビ局は毎日一時間は「国民の討論の番組」を流す義務を負う。番組の作成は各テレビ局が
担当し、どのような内容でも「国民の討論」ならば認める。討論ならば何でもいいので。街の集会を
収録したものでもいいし、テレビ局が企画した討論でもいい、何でもいいから「国民が討論」している
番組を作り、現在の国民が何を話題にしているか、何を述べているか、毎日テレビで流し続ける
ことで、日本の未来と現在の人々が何を考えているか多くの人たちが分かるのではないか。
戦争について討論する国民たちの映像がテレビに流れ、多くの人たちがその番組を見て、疑問を
抱き、また別なところで討論している映像を国民が撮り、テレビ局に送りテレビ局が番組にする。
そして、その映像をテレビで流す。
「国民の討論」の番組はテレビの中に国民を存在させて、日本の現状を多くの人たちが知ることで、
何か意味があるのではないか。答えが出ても、答えが出なくても、人々の意見が聞けることで意味が
あるはずだ。
テレビという技術を今の現状を見る限り、国民は共有していない。毎日映像は流れるがそこには
国民はいない。「国民の討論」の場を通して、多くの国民を知ることで、何か新しい時代を感じるのでは
ないか。