> 知恵のない人々(1101) < > 2023-R.5-11.6-NO.3114 <
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* 悪人たちの国家(796) *
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人が人を殺す。何の罪もない人が殺される。人を殺すことは許されない。基本的には殺された人の家族や
友人は殺した人に罪を与えたい。人を殺すには理由があり、狂っていない限り人を殺すことを正当化する。
正しい殺人が存在するのか。殺す人も殺される人も理由があれば正当化されるのか。
パレスチナとイスラエルの戦争には長い歴史と多くの犠牲者が存在する。この戦争をいつまで続ける
のか。お互いに終わらせる策を見出すことが出来ない。このままでは永遠と殺し合いが続き、人々は
幸せには成れない。
戦力的にはパレスチナよりイスラエルの方が強く、パレスチナは本格的な戦争を望んではいなかった
筈だ。今回の戦争は大き過ぎる攻撃であり、イスラエルの堪忍袋が切れてしまったのではないか。
イスラエルの攻撃はパレスチナの民間人を巻き込み、多くの子供たちも犠牲になり、結果として
パレスチナの攻撃は自らの犠牲者を増やす結果となり、イスラエルの犠牲者より多くの犠牲者を
出している。
戦争に突入することで、不特定多数の民間人が死ぬことは避けられない。パレスチナの戦闘員は
民間人の住居の中に潜伏し攻撃をしていると言うことで、イスラエルの攻撃は民間人に隠れた戦闘員
を攻撃することに成り、結果として民間人は犠牲になる。
終わらない戦争を取るか、終わらせる戦争を取るか。多分、イスラエルは終わらせる戦争を選択した
のではないだろうか。終わらせる戦争には太平洋戦争の日本がいい例ではないか。米国は日本との
戦争を終わらせる戦争を選択したのではないか。太平洋戦争で兵士230万人、民間人80万人合計
310万人の日本人が戦争で死んだ。核兵器が二発落とされた。そして、戦争は終わった。
テレビの情報番組で戦争の話をしているが、日本の戦争との比較をほとんどしないのはおかしいの
ではないか。