結局、拉致は一般的には誘拐事件であり、誘拐された側が誘拐犯人にお願いすることで、被害者を
救う訳で、被害者側が一方的に返せと言ったところで被害者は返ってこない。一般的には身代金の
交渉して、身代金かそれと同等な要求を受け入れることで被害者を救う訳だ。北朝鮮から拉致被害者が
返ったときは身代金かそれと相当する何かを日本側が出したとも言われている。
拉致被害者が帰国したとき、それに関わった政治家の中に銃で殺害され「国葬」に成った政治家が
同席していた。この政治家が正に日本の軍国主義の復活を進めた軍国主義者だった。多分、この
政治家は拉致問題が日本の軍国主義化に利用が出来ると思ったのではないか。
それ以降、拉致被害者の返還は返して欲しいではなく、北朝鮮に返せと言う強硬策に変化して
言った。それと共に日本国民の脳みそは糞化へと向かいだしたのではないか。
拉致問題は北朝鮮が一方的に悪い、だから、何でもいいから返せという宗教的な論法に変化した。
大人の対応が出来ない大人たちが世の中に目立ち始めた。それは正に軍国主義化の始まりだった。
悪いものは悪い、悪いのだからお前が謝れ、悪いのだからこちらの正しい言い分に従え。現在の
原発の処理水は安全なのだから、海に放出しても安全なんだ。それはそうだろう。しかし、何が
何でも処理水は核の汚染水なのだから海に流すなと言う国が存在する。
平和国家の対応と軍国主義国家の対応の違いは、とりあえず隣の国が海に流すなと言っている
ので、もう一度、隣の国と話し合ってみるか、そして、その内容を国民に判断して貰おうではないか。
なぜなら、日本の主権者は国民であり、政治家は主権者の代表ではあるが、ことが世界的な問題で
あり、もう一度、国民の意思を確かめよう。これが平和国家の対応であり、国民の意見は聞かない
後日、国民には知らせればいい。これが軍国主義者の対応である。結局、日本の多くの国民は
軍国主義者が好きなようだ。現首相の「敵基地攻撃能力」が全てを反映している。日本国民の脳みそは
糞に成ってしまった。拉致された日本人の被害者がいるのに北朝鮮を敵国と言うのは糞でしょう。
決して、返ってこないと思うけど。