日本国民は戦前の日本がどのような国家で在ったか、殆ど学んではいない。学ばなくても日本は
民主主義と言う基本的人権を守る国として、戦前の軍国主義時代の醜い政治を知る必要が無かった
からではないか。それは戦争で生き残った醜い人々が自分たちの醜さを忘れてしまいたかったのでは
敢えて、幼い何も知らない日本国民に教える必要がないと決めたのではないか。
しかし、本来の日本人の気質は戦前までの気質であり、現在の日本を納める政治家たちが学ぶ
学問は殆ど、戦前の醜い日本人気質の学問であり、日本を納める独裁的な学問を学んでいる。
日本国民の頂点である天皇は今も存在し、異様な雰囲気の中で光を放っている。民主国家に
取って、平和憲法に取って、また、日本国民に取って、言ってはいけない存在であり、天皇は人間
宣言をしてはいるが、現実は天皇を取り巻く政治家たちが憲法に於ける基本的人権すら守らせない
天皇一族は戦前のままの存在であり、民主国家の人間としての権利を持つ事が出来ない。
天皇が存在する限り、現首相のような軍国主義者は軍事力を利用し、戦前のように独裁政治を
夢見ているのではないか。報道機関や国民がいつ目を覚ますのかと思うが、それは分からない。
民主国家で平和国家、平和憲法の「戦争を放棄」「軍事力の保有を認めない」このような国家は
世界中どこにもない。こんな国家を守ろうとすることが悪い筈がないと思うから。