> 知恵のない人々(1042) < > 2023-R.5-8.21-NO.3055 <
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* 悪人たちの国家(737) *
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国家と家族から見た現首相の「敵基地攻撃能力」と言う軍事力の評価は面白い。
現首相は軍国主義者だ。日本は憲法で「戦争を放棄」「軍事力の保持を認めない」と
明記されている。「敵基地攻撃能力」は軍事力であり、敵と言う文字で表現されている
限り、敵国であり敵国の基地を攻撃する能力を要する軍事力であり、それは戦争で
使用する軍事力だ、そうであるならば現首相は憲法に違反する政策を現実に実行して
いることに成り、憲法に準ずれば憲法違反であり、現首相は犯罪者と言うことに成る。
国家を形成している中に家族が存在し、国家を家族で表現することも間違いとは
言えない。国民は家族から生み出された人間によって成り立っている。男と女が居て
子供が生まれる。その集合体が国家であり、国家の原点は家族であり、家族の在り方が
国家を構成していると言える。
民主国家と独裁国家の大きな違いは家族の在り方と言える。民主国家は家族の延長が
国家とも言える。民主国家の家族には人としての格差を造らない傾向があり、暴力による
支配を求めない。子供への暴力は犯罪であり、親は子供を暴力で支配することはできない。
独裁国家はどうだろう。国家と家族にどのような関連性があるかと言えば、家族すなわち
親と子供の関係が国家体制に影響することは全くないと言える。独裁国家に取って家族の
在り方は国家体制に反映されない。独裁国家は独裁者の国家であり、国民の国家では
ない。家族だけを見れば民主国家も独裁国家もそれほど違いはないのかも知れない。
家族愛と言う言葉があるが家族愛は何処の国も同じと考えたい。
日本は民主国家であり、家族体制が国家体制に強く影響する。家族を見れば国家が
見える。家族の延長が国家であるべきなのに現首相が求める国家体制は軍事力による
国家の安全であり、国家暴力で国の安全を守ると主張しているのである。
明らかなのは現首相は独裁国家への道を進んでいることになる。国家が軍事力を持つ
事で政治家たちが暴力的に成ったり、支配的になったり、国民を支配する傾向になり、
いつしか国民は暴力政治家によって支配されることになる。なぜなら、暴力を操る政治家
は国民の命を戦場で失うことを何一つ気にしない性格の持ち主だからだ。