> 知恵のない人々(1034) < > 2023-R.5-8.11-NO.3047 <
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* 悪人たちの国家(729) *
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米国と言う軍事国家は本当はどのような国と判断すべきなのか。世界最強の軍事国家
として世界に君臨している国であり、民主主義を強調しているが、最強の軍事力は民主主義
とは相反する現実があるのではないか。
日本には米軍が敗戦後78年間駐留を続けている。何の為に駐留しているのか疑問だ。
日本は戦争に敗北し、原爆の脅威から無条件降伏と言う屈辱を味わった。米軍は侵略国家
であった日本に平和憲法を与え、民主主義を国民に浸透させ、日本は軍国主義から
平和国家へと国家体制が変わった。日本が平和国家に成る為に米軍が駐留し、監視と
教育の為に駐留することを不自然とは思わないが、戦後78年間と言う期間は日本の国家体制
を監視するには長すぎる。日本は十分に平和国家であり、国民も平和と言う概念を理解
したのではないか。
日本が譲渡された平和憲法は「戦争の放棄」「軍事力の保持を認めない」と言う内容で
あり、理想的な平和憲法だ。軍国主義で侵略国家、植民地を保有し、絵に描いたような
軍事国家が原発二発で平和国家に変身したことに成る。米国と言う軍事大国が平和国家を
日本に作ろうとした。考えて見れば、軍事大国が平和国家を作ろうとするのが不思議なのか、
侵略国家が平和国家に成ることが不思議なのか。現実は日本に自衛隊と言う軍隊であり
ながら、自国の防衛のみの軍隊を米国は日本に認めた。
侵略国家である日本と軍事大国である米国の思惑は自衛隊と言う不思議な軍隊を作って
しまった。自衛隊は軍事力を保有し、平和憲法に違反する。しかし、米軍と言う軍隊が
日本と言う平和国家に駐留している。不思議な状況であり、米軍は日本に原爆を
投下してから、更に大量の核兵器を製造し、世界最強の軍事国家に成ってしまった。
米国は軍事国家として発展し続けている。世界に取って米国は恐ろしい存在と成っている
のではないか。
そして、日本の現首相は「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を保有し、米軍と共に軍事大国に
成ろうとしている。何かやな予感がするが、多くの国民は現首相を支持し、借金大国で
在りながら、多くの国民が贅沢三昧な生活を楽しんでいる。その陰で北朝鮮の国民は
貧困に苦しみ、世界では餓死者が増えていると報道され、自然災害は世界に頻発しいる。
世界で増え続けている軍国主義者の支配者にこの世界の悲劇を解決する能力が
あるとは思えない。貪欲な軍国主義者は人々の不幸で利益を上げているとしか思えない。