日本は原爆投下後78年間、戦争もなく平和国家として日本国民は過ごすことが出来た。
それは正に日本の時代が変わった瞬間であり、天皇制によって支配されて来た日本が
日本国民に主権が移った記念すべき出来事、原爆は日本を民主主義へと導いた原点と
言える。
原爆投下地の平和宣言がなぜ、責任転嫁と思えるのか。それは原爆には何の罪も
ないからではないか。原爆は単なる金属と化学物の塊に過ぎず、多くの人々の命を
奪う意思も無ければ、望んでもいない。悪いのは人間であり、他国民を殺す意思を持つ
軍国主義者そのもの、核兵器を使う人間と核兵器があるのにそれでも立ち向かう命知らず
人間たち、他国を侵略し、他国の富を奪う軍国主義の醜い人間の存在が広島、長崎の
何の罪もない人々の命を奪った。
原爆投下地の平和宣言は戦争を国家戦略として使う人間の醜さと残虐性を世界から
無くす努力を世界の政治家たちに向けて宣言しなければ、世界の人々の心に原爆で
犠牲になった人々の心は伝わらない。
世界にはおびただしいく悲惨な人たが存在し、死の苦しみは計り知れない。大事なことは
死なせない努力であり、世界は時間とともに変化し、人の心も理想を求めて変化しなければ
ならない。
原爆投下により、日本は平和国家と民主主義を手に入れることが出来た。そして、
原爆投下は多くの犠牲者を出し、その悲しみは計り知れない。そして、その悲しみが
日本国民に平和を齎した。何て劇的な出来事なのか。正に平和宣言に相応しい
出来事ではないか。
現首相が進める「敵基地攻撃能力」と言う軍国主義は、全く話に成らない。原爆で
犠牲に成った人々が泣いているのではないか。原爆を投下したのは米軍であることを
現首相は忘れている。現首相は米軍と共に何をするというのか。