> 知恵のない人々(1032) < > 2023-R.5-8.9-NO.3045 <
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* 悪人たちの国家(727) *
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責任転嫁、78年前に広島と長崎に核兵器である原爆が投下された。日本は核兵器の
無い世界と言って核兵器を批判しているが、この言葉に心に残る実感を感じない。
核兵器が無ければ、広島や長崎の人たちは死ななかったかもしれない。しかし、戦争は
無くならない。爆撃機から数えきれないほどの爆弾、焼夷弾により街は焼け野原、艦船から
上陸した兵士は戦車などで街を破壊し、人々は逃げ惑い、命を失う。
原爆を投下された広島、長崎が平和宣言として核兵器の撤廃を訴えているが、それは
単なる責任転嫁に他ならないのではないか。戦争を想定する人間が存在する限り核兵器を
撤廃しても世界は平和には成らない。核兵器が戦争に使用されたのは78年間で広島と
長崎の二発のみで核兵器はその間何万発も製造された。そして、78年間で世界の戦争は
無くなることはなく、核兵器以外の兵器で人々は犠牲に成って来た。
日本は原爆投下後、10日も絶たず敗戦宣言をして無条件降伏を受け入れ、平和憲法と
民主主義を承諾した。日本は軍国主義から民主主義と平和憲法によって原爆投下、
1945年8月6日(広島)、8月9日(長崎)、そして、終戦8月15日、日本国民は原爆投下によって
平和国家を手に入れることが出来た。