> 知恵のない人々(1030) < > 2023-R.5-8.7-NO.3043 <
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* 悪人たちの国家(725) *
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原爆が投下されたときの日本の旧憲法では主権者は「天皇」、現在の平和憲法での
主権者は「国民」、日本がどのような国家であったか、選挙権も原爆が投下されたときは
女性には選挙権はなく、男子のみの選挙権で税金を納めている男子25歳以上が持てた。
貧しい人々は税金を納められない、そんな人には選挙権はなく、国民の意見は国政に
繁栄されなかった。
原爆の日、平和宣言が述べられたが、原爆が投下された当時の日本の状況を説明する
文言はなく、核兵器の廃絶に終始していたが、原爆が投下された日本の政治、憲法、
軍国主義、侵略国家、日本が戦争に突入し、その結果、原爆が落とされた。
原爆が投下された日に行われる広島、長崎の祭典の在り方に何か違和感を感じないか。
もし、平和宣言であるのならば、日本の戦争への反省が含まれるべきであり、核兵器が
無くなれば世界が平和に成るかと言えば、世界は平和に成らない。なぜ世界には平和が
訪れないのか。それは核兵器があるからではない。戦争を想定し、戦争を望んでいる
人々が存在するからに他ならない。
現首相は広島で「あいさつ」をしたが、この人物に「あいさつ」をする資格があるとは
思えない。現首相は未来の日本の戦争を想定して、「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を
保有した。そんな人物に核兵器で犠牲になった人々へ「あいさつ」する意味があるのだろうか。
日本は既に平和国家であり、原爆が投下された当時の日本ではなく。他国との戦争に
怯える国ではない。原爆が投下された日本の状況は現首相が望む「敵基地攻撃能力」と
言う軍事力を保有し、日本自らが他国に侵略した結果、日本は戦争に突入し、戦争には
負けたが、負けたことによって、軍国主義から民主主義へと変革し、平和国家を手に入れる
ことが出来た。国の主権者も国民に、女性の選挙権も認められた。
現首相はどのような理論に基づいて、「軍事力」を平和な日本に導入したのか。一言で
言えば、「あなたは何を考えている」それとも「何も考えていない」、平和憲法はあなたを
犯罪者と認定する。なぜなら、現憲法は「戦争の放棄」「軍事力の保有を認めず」と
明記され、現首相は憲法を「守らなければならない」とも明記されている。