> 知恵のない人々(1029) < > 2023-R.5-8.5-NO.3042 <
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* 悪人たちの国家(724) *
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原爆が投下された日は日本を独裁国家から民主国家に変える切っ掛けを作った日と
言えるだろう。
神である天皇、独裁者である財閥、戦争に負け、無条件降伏、原爆が落とされなかったら
と思うと「ぞっとする」、多分、原爆が落とされなかったら日本は何処までも戦争を継続し、
天皇が自害するまで続けていたのではないだろうか。なぜなら日本帝国は国民に対して
このように言っていた「本土決戦、一億総玉砕」「欲しがりません勝つまでは」戦争は多くの
国民を犠牲にして、自国の国を守る為に戦い、日本はその戦争に敗北し、無条件降伏と
言うことは全てを失ったと言うことだ。
原爆の日8月6日を平和の日として式典を行っているが「祭典の趣旨」として日本が
どのような国家であり、原爆によって日本はどのように成ったのかを語る必要がある
のではないか。
原爆投下の投下により、沢山の人々が一瞬に犠牲になり、それ以上に多くの人々が
負傷し、原爆による後遺症は今も続き人々を苦しめている。その事実は決して消し去る
ことは出来ない。しかし、原爆自体は意志のない兵器であり、原爆そのものに罪は無く、
その原爆を使う人々の問題である。原爆が投下されたのは世界でたった二発、日本の
広島と長崎の二か所、80年間でたったの二発だ。日本は最後の戦争で310万人が死んだ。
原爆の犠牲者を遥かに超える犠牲者が存在する。原爆よりもその他の通常兵器による
犠牲者の方が遥かに多く、その悲しみは原爆で犠牲になった人々と何ら変わらない
悲しみであり、忘れられないその人々の顔は苦痛に満ちているのではないか。
戦争は人間が起こすもので、兵器に罪はない。如何なる兵器もその兵器を使い、人の
命を奪う人間に責任があり、人間の在り方、人間がどのように生きるかに全ての責任が
ある。
現首相は広島出身である。現首相は「敵基地攻撃能力」と言う軍事力を配備し、日本を
攻めてくる国を攻撃すると言う。日本国民すべてが知っている日本の憲法は「戦争の放棄」
「軍事力は保持しない」と明記され、現首相の言うところの「敵基地攻撃能力」は明らかに
憲法違反であり、現首相が想定する戦争が起こったとすれば、この日本に再度、原爆が
投下されるかもしれない。
どうする広島県民、あなたたちは偽善者か。