> 知恵のない人々(1028) < > 2023-R.5-8.4-NO.3041 <
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* 悪人たちの国家(723) *
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原爆が投下された日が近づくにつれ、原爆が果たした意義を考える。まず考えなければ
成らないことは、その当時の日本はどのような国家であったかではないか。一言で言えば
侵略国家であり、他国に侵略し他国を奪い、他国の領土を日本の領土すると言う侵略国家、
それは正に現在のロシアであり、現在の日本では考えられない他国を植民地にする
恐ろしい国だった。
太平洋戦争は1941年から1945年、82年前の日本を理解することで、原爆投下の意義が
理解できる。世界は未だに戦争が無くならず、醜い争いを続け人々は犠牲になり、戦争に
よって荒廃した街をさまよい居場所を探している。
太平洋戦争は軍事力によって侵略し、戦争に勝利することで他国を植民地にし、自国の
領土を増やし、国益を増やす、富国強兵と言う野蛮な国家主義によって世界は動いていた。
原爆が投下された日本は決して良い国ではなく、日本国民に取っても他国民に取っても
平和を知ってしまった現在の心情では消えてなくなって欲しい国ではないか。
原爆の日、平和の日、そもそもこんな言葉で表現できる日ではなく。あえて言えば
新しい日本が誕生した日、新しい日本国民が誕生した日であり、原爆の投下は日本の
古い時代を吹き飛ばした日、現在の平和国民に取ってのビックバンの日とも言える。
原爆の日として悲しみの日でもあるが、歴史上の最も重要な日でもあり、日本と言う
平和国家がこの宇宙に突如として誕生したその爆発は正に日本に取ってビックバン
と言うことだ。
軍国主義から平和主義この人類の歴史に於いて、最も重要な基本的人権、自由、平等、
公平、軍国主義では決して成し遂げられないものを原爆二発が日本に齎したと思えば、
平和国家を齎した多くの犠牲者には感謝以外言う言葉がない。