軍国主義国家の日本が何年後にどのように成っているか、誰にも分からないことだが、
軍国主義化した日本が戦争をしないと言う証明は出来ない。軍事力があれば、ロシアの
独裁者のように恐怖心を抱かないとも限らない。日本は嘗て中国に侵略し、多大なる被害を
与えた侵略国家であり、その時代の恐怖心が蘇らないとも限らない。日本の軍国主義者は
中国が嘗ての日本軍を思い出して、その仕返しを考えていると解釈し、中国への恐怖心が
軍事行動へと発展する可能性は無いとも限らない。軍事国家が抱く愚かな恐怖心は戦争と
言う地獄を齎し兼ねない。
現首相の愚かさを日本国民は知るべきだ。平和国家から軍事国家へと日本の舵を取る
ことがどれほど日本に災いを齎すか。平和国家が日本に齎した多くの徳は現実であり、
平和が日本の社会を変え、平和が日本に徳を齎した。そして、その日本の徳は世界中の
国々にも徳を齎したのではないでしょうか。現首相は明らかい平和国家が蓄えた徳を
無残にも軍国主義への莫大な投資によって、日本の未来を蝕んでしまった。
平和国家として80年間、戦争に敗北し、戦争を放棄した憲法を保有し、軍事力の無い
国家を目指したのであれば、日本は努力は平和への努力であり、現首相が求める
軍事力の強化の努力ではない。
日本の軍国主義者が言う言葉に「敵国が攻めて来たらどうするの」この言葉が如何に幼稚な
言葉であり、もし、大人ならば「核爆弾が飛んで来たらどうするの」と変えるべきではないか。
核爆弾が飛んで来たら、死ぬしかないだろう。
平和国家を突き進む、今の日本にはこれしかないのではないか。