> 知恵のない人々(984) < >2023-R.5-6.8-NO.2997 <
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* 悪人たちの国家(679) *
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計り知れない損失を招く戦争と言う人間同士の殺し合い。一国民の力では決して止める
ことの出来ない戦争と言う醜い争いは一握りの政治家たちの決断で実行される。
現首相が決断した「敵基地攻撃能力」と言う他国との戦争も可能な軍事力はどのような
考えから決断に至ったのだろうか。
現首相が何を持って戦争が可能な軍事力を持とうと決断したのか考えて見ると平和国家で
教育を受けた国民としては何一つ思い当たることがない。
まず、日本の憲法では「戦争を放棄」している。更に「陸海空軍とその他の戦力の保持を
認めていない」と言うことだ。この憲法は1946年公布された。77年前だ。日本は1945年に
戦争に負け、無条件降伏をし現在の憲法を公布し国民はこの憲法を守り、現在の日本の
平和を築いた。
日本国民は現在の憲法によって教育され、戦争に負ける前の「天皇を神」する教育を
受けてはいないし、「天皇」を「神」と思っている国民はほとんどいない。
78年前に戦争に負ける以前の日本国民は「天皇を神」と崇め、侵略戦争を正義と定め、
「天皇」の為なら「死」も厭わない精神を持ち、国民は戦争へと旅立った。