> 知恵のない人々(981) < >2023-R.5-6.5-NO.2994 <
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* 悪人たちの国家(676) *
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ウクライナにはロシア系ウクライナ人と言うかロシア人で在りながらウクライナに住み、
ウクライナの土地をロシアと思っているウクライナ人がいる。そして、ロシア系の住民と
ウクライナ政府の軍隊が戦って来た。非常に複雑で理解しがたい状況の中でロシアは
ウクライナの国土に本格的に侵攻し、侵略戦争に至ってしまった。
ロシア人がウクライナの領土に住み、ロシアがロシア系のウクライナ人を軍事的に支援
して来た。戦争が拡大し、現在に至ってしまった。
ウクライナもロシアも平和国家ではなく、軍隊を保有する軍事国家であり、平和的な
交渉の果は軍事的対立へと発展する。
平和国家日本であれば、軍事的対立までは発展せず、お互いの言い分を考慮して、
お互いの利害を均等にして、不公平のない対応へと話し合いを進めるはずだ。
ロシア系ウクライナ地区の住民に対するウクライナ政府の対応は不十分だったのでは
ないか。ウクライナ政府の言い分もあるだろうが、ロシア系のウクライナ人をロシア政府
以上の待遇を保証することが出来なかったのか。出来ないから軍事的対立に至ってし
まった。
ウクライナ政府はロシア系住民に対して、人種的差別は無かったのか。十分な検証が
必要ではないか。
ウクライナが戦争に勝利するとすれば、ウクライナは戦後のロシア系住民に対する対応を
明言する必要があるのではないか。ロシア系住民の保護と保障、人種的差別の撤回、
あらゆる対応を用いて、人種的差別を取り払う覚悟を常に表明すべきではないか。
戦争の原因は人種的な対立と考えられる。対立のない国は無く、対立を無くす努力が
ない国は戦争と言う地獄を見ることに成る。