> 知恵のない人々(964) < >2023-R.5-5.12-NO.2977 <
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* 悪人たちの国家(659) *
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日本人はなぜ防衛力を強化しようとしているかと「AI」に問う。憲法に違反する防衛力は
問うても正しい答えはない。
現首相が推進する「敵基地攻撃能力」は日本人の心の闇を映し出している。敵国は
中国、北朝鮮、ロシアと現首相は言う。その理由を「AI」に問うても正しい答えは出ない。
なぜなら、中国も北朝鮮、ロシアも敵国ではないからだ。中国と北朝鮮は第二次世界大戦
で日本が敗戦するまでは日本の侵略によって大きな被害を被ったと言うことで、被害国で
あり、日本は数えきれない謝罪を繰り返してきた国ではないのか。
日本は現在、どこの国とも軍事的対立はなく、友好的な関係を保っている。北朝鮮を
除いてはだ。北朝鮮は拉致問題で国交断絶状態だが、この断絶は日本が一方的に
行っているもので、北朝鮮からの軍事的圧力によってではなく、拉致被害者の帰国を
北朝鮮が拒否していることで、日本が納得できず国交を断絶している。長い年月が
過ぎ、拉致問題は結果的に「埒が明かない」言葉としては不適切なようだが言葉としては
間違いではないと思う。日本と北朝鮮との問題は「拉致問題」で全ての時間を止めた
日本に大きな問題があると思う。拉致問題は北朝鮮の軽率な過ちであり、その当時の
軍国主義者たちの心の在り方が人権軽視であり、教育的に低かったのではないか。
戦争と軍国主義と言う時代背景には非人道的なことが英雄視される。日本でも戦争に
於ける非人道的な行いは上げれば切りが居ないほどある。例えば、日本軍の神風
特攻隊は、若き兵士を特攻機に乗せ、帰還する燃料を積まないで、米軍の艦船に
爆弾を積んだ戦闘機と共に激突し、自爆したと聞く。戦争と軍隊、現首相は何を思い
「敵基地攻撃能力」と言う軍事力に心を注いだのか分からないが、北朝鮮の「拉致」は
軍国主義国家に取っては必要な軍事作戦であったと思えば、「拉致問題」で北朝鮮と
国交断絶するには余りにも小さい出来事であり、平和国家日本には「拉致問題」を
解決する手段は幾らでもあったはずであり、現に「拉致被害者の人々」は帰国したでは
ないか。